私の好きな人へ
昨日の今日で恋をやめるなんて言ったけど、相も変わらずあなたは私の大切な人です。
家族と同じ、ううん、それ以上に大事に思うし、暇があれば君のことを考えてしまいます。それはやっぱり夏休みで暇だからでしょうか笑
こんな気持ちに浸っているより宿題をこなしたり、旅行の準備をしたり、友達に借りている本を読み終わるように努力するほうが効率的だけど、やっぱりずぶずぶと恋愛感情の沼に入っていっちゃいます。あなたと恋人関係だったらどんなに幸せだろうと、都合のいい妄信的でバカな妄想ばかりしています。
でもいくら妄想してもそれが現実になることはない。そこで私は自分に言い聞かせます。
あたりまえだ。努力もしないでリアルになるわけがない。
なら努力をすればいいはず。
だけど私はその努力をする勇気も、もしかしたら嫌な現実を直視する精神力もない。自分のことで精一杯だよ。
だから、だから厚かましくも願ってしまうんだ。この想いがどうか伝わりますようにって。
でも伝わるわけがない。だって隠してるから。
もしかしたら君もって淡い期待を今夜もベッドの中で巡らせてはそれを打ち消して。
それの繰り返し。毎日、毎月。
君に恋して半年たったけど、いくら願えども私たちの関係は友達どまり。
仕方ない、仕方ないんだ。後悔するとしても気持ちを隠しきるのは私の意地だよ。仕方ないんだ。
もしかしなくても私は誰かに背中を押してほしいのだろう。でも、私頑固だから。たぶんこの恋は未完成のまま、私の心の中にしまわれることになるんだろう。
仕方ない、仕方ない。
耐えきれなくなったらまた泣こう。それがきっと青春ってものでしょ?