はじめての恋人さん。
別れ方は散々だった。
段々と連絡をとらなくなってきて、段々と距離を置かれるようになり、そして最後は小さなすれ違い。
隠し事なんてしてないのに。なにがなんだか分からないうちに、怒られ。
最後は、
「もっと、自分をもって」
「君は私を本当に好きだと思ってない」
「変わらないとだめだよ」
と、言われ。
口答えもできず、ただ涙を我慢していた。
すぐに彼女には新しいパートナーが出来たので、きっと自分に飽きたのかもしれない。
それはもう一年も前の話。
今でもまだ彼女とは話ができない。
彼女が怖いから。
また、自分の弱い部分をえぐられそうで。
この季節。
あの時のイタみがまた蘇ってくる。
突然の別れ、
心をえぐる言葉、
そして、
イタみと一緒に寂しさがくる。
特に夜は寂しくなる。
寝れない夜が続く。
ただの独り言。