今日帰りのバスで座っていたら、あとから知らない女の人が乗ってきた。
見た瞬間きた、異様な感覚。
何の変哲もない、茶髪のお姉さん。
少しぽっちゃりしてて、眼鏡かけて、ゆったりめの服装で。
本当に普通のお姉さんなのに、腕に鳥肌。
言ったらいけないけれど…気持ち悪かった。
見ないように目を逸らしても、何かが伝わってくる。
一体どうして。そう思ってさり気なく観察しても、どこもおかしくなんかない。
お姉さんは自分のスマホを見つめている。
彼女は何もしていない。ただそこにいるだけなのに…。堪えられなかった。
予定よりも3停早く、私はバスを降りた。
出口に向かって歩く途中、お姉さんとすれ違う。怖いもの見たさで、彼女を見る。
と、その時、彼女は鼻に指を突っ込んで、盛大に鼻くそをほじった。
身体から滲み出る だらしなさ を生理的に受け付けなかったのかな?と今は思う。
でも正直なところ、自分だって垢抜けてないし全然他人のことは言えない。
あんなことは初めてで、ちょっと動揺したし、不思議だったし何よりも、、
悪かったな。彼女に。
お姉さんごめんね。
それと同時に、
自分の身だしなみも振り返ろう!と思ったよ。