車掌さんに片想い…4
車掌さんに恋をしていて近状報告をしている者です。
今回は少しばかり弱音を吐かせて下さい。
最近、冬休み前に車掌さんに会って手紙を渡そうとしたんです。
でも、心臓が破裂しそうな程ドキドキ、バクバクしてずっと終点まで躊躇っていました。
終点に着いてやっと渡そうと心が落ち着いてきた時、電車の扉が開いて皆?どっと一気に電車を降りました。
私は身長が141cmと、かなり小柄なのでその波に押されてそっちに気を取られてしまいました。
それでもなんとか乗務員室の前に来た時には既に違う車掌さんが乗務していて結局、手紙を渡すことは出来ませんでした。
車掌さんがどこへ行ったのかは私にはわかりません。
ただ、手紙を渡せなかったことが悔しくて心残りです。
もう既に冬休みに入ってしまっているので車掌さんには当分会えないと思います。
あの時、手紙を渡そうとした決心はもう萎んで渡す勇気がまた、遠ざかってしまいました。
また手紙を渡すのが怖くなって。
もし受け取ってくれなかったらどうしよう、とか、連絡が来なかったらどうしよう、とか、後ろ向きな考えばかりが浮かんできます。
もし連絡が来なかったり、受け取ってくれなかったら彼と気まずくなると思います。
何故なら、絶対いつかは彼が乗務する時間と私がその電車に乗る時間が被ってしまう日が来るから。
車掌さんは何も思ってなかったとしても、私は気まずくて仕方なくて辛くなると思います。
それが怖くて。
こないだはそれでもいいから怖くても渡さなきゃ、受け取ってくれなかった、連絡が来なかったら仕方ないよ、と自分に何度も言い聞かせて勇気を出していったのに。
今回、また間が開いて怖くなってしまいました。
でも渡さなきゃ!
渡さなきゃいけない。
誰かこんな私に勇気をください!