今日、二度目の一人暮らしを始める。
社不のわたしは実家で世話になっていたわけだが、3年ぶりに一人暮らしに戻ってきた。
帰ってきた時、親からは次の一人暮らしは一度目みたいにいろいろしてあげられないよと言われていた。
もともとそのつもりでいたし、家具も家電も食事も最低限の質素な生活をするつもりでいた。
けれど蓋を開けてみたら、一度目と遜色ないほど至れり尽くせりしてくれた。
一度目に処分してしまった家電や新居に合わせた家具を買い足し、小物も予定よりかなり増えた。
一緒に見て回っていたから、会計も都度見ていた。
覚えている範囲の足し算だけでも、予算の倍以上はかかっていた。
わたしの財布から出たお金といえば、予算通りの家電分だけである。
あった方が便利だと提案してくれたものや、最初の食費などはすべて親が負担してくれた。
勝手に転職も引越しも決めたのに、休みも合わせてくれてお金も足も用意してくれて、両親には本当に感謝しかない。
ありがとう。
わたしはいわゆる社不で、両親にとってわたしはどこに出しても恥ずかしい娘だったと思う。
ごめん。
でもわたしにとって両親は、今までも今もずっとどこに出しても恥ずかしくない両親だ。
ありがとう。
また会う時は、どこかに出せる程度の娘に成長できてるといいな。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください