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30歳になった私へ

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30歳になった私へ

こんにちは。お元気ですか?
今は、2025年10月12日になりました。
これを読む頃の私は、何をしていますか?
試験に受かっていますか?
転職はしていますか?
2025年までの事を覚えていますか?
人生は、楽しいですか?

私は今、その人生というものに、心底うんざりしています。
生きる理由を求めるような歳ではなくなった。
死にたいと思う歳でもなくなった。

良いことか悪いことか、毎日を必死に生きていたら。
いや、何とか生き延びていたら、27歳になっていました。

最近は、家の小銭を集めて駄菓子を食べていた頃のことをよく思い出します。
そんな私は、25歳の時に指定難病を診断されました。
って、あなたも同じ私だから、きっと覚えていますよね。
闘病生活は、想像していたよりもずっと辛くて苦しい毎日でした。
入退院の日々、受けたくない内視鏡検査、髄液検査、救急外来への飛び込み、本当に想像以上です。

私は今でも迷っています。
11歳の時、18歳の時、21歳の時、本当にあと一歩で、命を断つことが出来た。
それでも生きる選択肢をした今、あの時違う選択をしておけばよかったと思っています。
何度も何度も、そう後悔しています。
親の彼氏に襲われた時、親の言う通りの進路に進んで退学した時、頭がおかしくなって給料も払われないのに出勤してた時
私は忘れられたことがありません。
いつも、ベッドの中で思う。寂しい。
今まで、私のそばには、誰かがいてくれただろうか。
あの時、生きるを選択した私は、正しかったんだろうか。
30歳になったあなたは、どう思っていますか?

どうか、どうかそんなことを考える余地もないくらいに、今を生きていてくれたらいいなって心から思います。

治療薬によって、私は献血をすることも臓器提供をすることも出来ない体になりました。
生きている時も、死んだ後も、人の役には立てない体になりました。
それどころか、公費負担の医療費で、周りの方々の重荷になっています。
世に存在する、障害者手帳だけが対象の障害者雇用。同一傷病で1年6ヶ月しか受給できない傷病手当金。生活保護。障害年金。
障害者手帳のないただの指定難病だと、無意味な制度ばかりで、絶望もしました。
ぶっちゃけ、この無価値な存在。深い絶望は、30歳になっても変わっていないんじゃないだろうかと思っています。

私の今の願いは1つです。
早く楽になりますように。命の終わりでも、そうでなくてもいい。
救済制度の狭間から落ちてしまう人生が、うんざりしながら目覚める朝が、早く終わりますように。終わらせられますように。

そしてどうか、同じように苦しむ指定難病患者の方や、1人で苦しんでいる方々が、生きやすくなる世の中になりますように。

願い事2つになっちゃった。

傲慢だけど、私は人には生きていてほしい。
誰も死んでほしくないし、誰も悲しい思いをしてほしくない。
そんな世の中に、ならないかなあ。
みんな、幸せに生きていてほしい。
傲慢だけどね。

名前のない小瓶
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