ここ数日、量子コンピュータや量子プログラミングにどハマりし、量子プログラミングについてAIとたくさん喋りました。こんな話、誰が付き合ってくれるんだよ。さすがAI!ずっと付き合ってくれました。
せっかくなので、人にも知ってもらいたい量子コンピュータのお話。
まずは、
⚫︎誤解してました、その1
今のコンピュータが量子コンピュータに置き換わると思っていました。大間違い。
量子コンピュータを使うようになっても、今の最小単位が1ビット(0・1)の古典コンピュータはなくなりません。むしろ、ちゃんと必要。
量子プログラミングの結果をみたり、量子の処理を行う前の簡単な処理は現在の古典プログラミングを使います。
⚫︎誤解してました、その2
ハードウェアがないからプログラミングはできないと思っていました。
ところが、古典コンピュータ上でも量子プログラミングの模擬動作はできる!
実際の量子干渉や重ね合わせは起きていないが、構文の設計・アルゴリズムの理解・思考訓練にはなります。
⚫︎誤解どころか知らなかった
例えば雨が降るかどうかで考えた場合。
古典プログラミングは気圧、風向き、気温などの関連数値から、雨が降る確率を導き出す。
量子プログラミングは、気圧、風向き、気温などを再現させて、1000回観測したらどうなるかを知る。
古典は、もしAならBという明確な関係。
量子は、AでもありBでもある状態を保ちつつ観測。量子で見るからこその滑らかさ。
★ 古典コンピュータ上でも量子プログラミングのシミュレーションは出来るのだから、さっそくやってみよう。
まずは、AIに聞いてみても良い。
例えば「Pythonで水の分子状態をゲート型で書いて教えて」と聞いてみたり。
「黒い服が日光を浴びることで徐々に色落ちしていく様子を、イオントラップ型でPythonを使って表現するにはどうすればいい?」とか。
次に、AIにどう聞くか?そのコツみたいな話。
そのために、量子コンピュータの種類の違いを押さえておこう。
▫️量子コンピュータの種類
何種類もある。なぜいくつもあるのか、
① 量子ビットの実現方法が多様だから
② 解きたい問題の性質が異なるから
③ 技術的・経済的な制約が異なるから
④ 量子力学の多様性そのものが反映されているから
◻︎ゲート型
◻︎アニーリング型
◻︎イオントラップ型
◻︎他もスピン型、トポロジカル型など。
詳しくはこちらをご覧ください
https://www.blindletter.com/view.html?id=282036
★つまり、
「(問)を(量子コンピュータの型)でPythonを使って表現して」とAIに聞く。
「結果はどうなった?」と聞くと、Pythonコードの実行結果を教えてくれる。
現実味がない答えの場合は、Pythonコードの数値のどこを変えたらいいか、聞き直そう。
▫️量子プログラミングの特徴や便利なところ
古典は1ビットで、0か1のどちらかしか表せない。
量子ビット(qubit)は、0と1の両方の状態を同時に持つ「重ね合わせ状態」が可能。
例:1〜100の中から73を探す場合
・古典の場合
シャッフルされた中から探すなら、最悪100回目でようやく発見。(現実的には並べ変えて検索するから、こんなことはない)
・量子(ゲート型)の場合
100ルート回=10回で見つけられる
もしも1000でも、1000ルートで32回ぐらい。
これが早さの秘訣だ。
▫️私が感じた、量子コンピュータの意味。
物の見方が変わりそう!
YES or NOではなく、75%YES/25%NO
と滑らかに、柔軟に捉えられるようになるぞ。
2025/9吉日
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