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自分のキョウダイがどうしようもない病気だと自分がどう対応したらいいのか分からないし、そのことを抱えているだけで正直苦しい。この苦しみから解放されたい

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自分のキョウダイがどうしようもない病気だと自分がどう対応したらいいのか分からないし、そのことを抱えているだけで正直苦しい。この苦しみから解放されたい。どうしたらいいんだろう。

家族のことを悪く言ってきたけど、結局は、これに尽きるんだと思う。
なにか「わかりやすい形」に変換して、自分の立ち位置を決めないと、苦しくてたまらなくなる。

散々悪口言ってたら、なんか勝手に元気になった。
勝手に眠れるようになって、勝手に掃除ができるようになって、勝手に身綺麗になって、勝手に自炊できるようになって、勝手に笑顔が増えた。

それはきっと「わかりやすい形」で、なにかを消化することのひと段落がついたからなのだろうと思う。

それと同時に、何かに対して悪口を言いたいという気持ちももう消え失せたし、逆に今は今まで自分という人間を作り上げてくれた環境や人物に対する感謝の気持ちとかのほうが強い。

ああ、今度はそういう方面で「わかりやすい形」で消化することにしたのだな、と思った。
別に悪いことじゃないと思う。ただ、人は負の感情だけじゃなく正の感情も消化する必要があったんだなってだけで。

だけど姉という存在は、今の私にはまだどうにも消化しがたい。
巻き込み型の強迫性障害の姉。癇癪持ちの姉。ヒステリックに家を支配してきた姉。ありえない最低な言葉を投げつけてきた姉。神経質さと余裕のなさで人をすり減らしてきた姉。
でも
優しかった姉。愉快な人だった姉。美しい人だった姉。可哀想な人だった姉。どうしようもないものを背負わされてきただけなの「かもしれない」姉。

姉とは歳が離れていたというのも大きな要因なのかもしれない。
私にとって姉は親に次ぐ第二の存在だった。それだけに、姉の一つ一つの行動や言動が、今でもハッキリと思い起こされる。むしろ親の記憶よりも鮮明かもしれない。

姉と話すとき、私はどちらの姉と話せばいいのか、分からなくなる。
過剰に自分を守れば冷たい人間だと言われてしまうし、油断していたら酷い目に合うかもしれない。
私は、どう対応したらいいのかのコツを、いまだに掴みかねている。

極端な話関わりをかぎりなく無くしてしまえばいいのかもしれないけど、少なくとも今の姉は私を妹として可愛がることが一種の精神安定になっているように思えるし(彼女にとって家族というのは大事なキーワードらしい、何故か)
そんな中でそれをやったら姉や親をはじめとして人に大人気がないと思われてしまうだろうし、実際それはそうだろうし、そしてなにより、そんなことをやろうとは全く思えない。なんか可哀想と思う。

ああ、救ってあげたいんだか、憎みたいんだか、優しくしてあげたいんだか、縁を切りたいんだか
ハッキリして欲しいな、と、我ながら思う。

「ただ優しくしてあげる」のは、できないことはないけれど、今の時点、私には正直負担だった。妹という分際では不健全な感情ながら「姉の病気を治してあげたい」とは自然に思えたのに、どうしてだろうか。
どうしても優しくしようと努めるたびに、なんか底無しの要求をしてくる化け物に搾取されるみたいな感情が湧き上がってきてしまう。姉は全然そんなんじゃない、かもしれないのに。

上手い付き合い方が知りたい。
と、それも身勝手な話だ。
私はただ「どうしようもない人」が家族のうちにいるという苦しみから逃れたいだけなのだ。

ただ忍耐と慈愛を持って余裕のない可愛げのない人間に優しさを分け与えるという行為に従事することに耐えがたい。
しかし姉のことを真の親切心から救ってあげたいがためにあれこれ口を出すということは妹であり家で一番立場の低い自分には許されていない。
関わりを断つことも許されないし普通に自分のなけなしの良心が痛む。

まさに「どうしようもない」。

いや、優しさで姉のことを私が包み込んであげればいいのか。親よりも、誰よりも、的確に、寛大に。
それで姉が救われるというのであれば喜んでそうしただろう、だけど、現実的に考えてそれはあり得ない。姉に必要なものはそんなものではない、そんなことは私にも分かっている。そんなことは、私が中学生のときから、ずっと、分かっている(といいながらもしかしたらそれもとんだ思い違いなのかもしれない、もう、よく、わからない、なにもかも)。
それに、姉は私のことをずっと心のどこかで見下している。だからその状況自体、実現不可能だった。

「私は無力な存在で、ただ従うしかない」という状況がただただストレスフルだ。
私にできることは何もない。
私はただ笑顔で死んでるしかない。
たまに疲れきった可哀想な母親と意味のない愚痴を重ねることしかできない。

ずっとそうだ。
姉が新型コロナの流行で病状が悪化してから。
いや高校で不登校になった頃から。
いや癇癪をよく起こしてた頃から。

まともに姉を諭せる、導ける、受け止められる人間がこの家には誰もいないから。
主治医との関係が最悪で、今は薬をもらうためだけに行ってるらしいから。
新しい病院に行って市場説明をまた一からするのも嫌で、転院もしないらしいから。
入院を勧められても「私をそんなところに閉じ込めるなんて非人道的だ! 廃人にさせる気だ!」というから。
それでも親は「普通の子どもへの対応」をやめないから。
私はそれを、黙って見てるしか、ないから。

「私はどうすればよかった?」
その答えを私はずっと探しているのかもしれない。
黙って見てる以外に何ができたかってこと。でも多分、ないだろ。

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