最近笑えるようになった。
少し前は辛くてしんどくて眠れなくなって何を飲んでも食べても戻すようになって、普通に生きられないことが苦しくて大切な人を傷付けてしまった自分が許せなくて。
自己嫌悪と内罰感情が頂点にまで達して自宅から飛び降りた。カッターで切っても自分に対する嫌悪が収まらなくて、ぴょんと。
あくまでリスカの延長。自傷行為の一貫。好奇心。
ずっと死にたい死んでしまえと思っていたけど今回は死ぬつもりで飛んだわけではなかったから、骨折やら何やらで終わった。
4ヶ月の入院を経て、現在は低頻度で通院中。
入院前より笑うようになったと思う。現実のことは全部お休みをして、将来のことも考えないようにして、美味しいものを食べて自堕落な生活を送って趣味を楽しんで。
「死にたい」とか「自分が生きていなければ」とか、「なんで生きてるんだろう」なんて考えないようにした。
明るくなったと思う。明るく笑うようになったと思う。
でも、ふとした時に現実を見る。アニメを見終わって次の話に進む時と短い時間、マンガを一気読み中の次の巻に移る瞬間、ご飯を食べている最中、夜寝る前。
こんな生活は続かない。いつか終わりがきて、現実に向き合わなきゃいけなくなる。
将来の展望も何もない人生で、他者に害しか成せない人間で、どうして生きていられるだろうと思ってしまう。
人間は1度経験してしまうと以後ずっとそれが選択肢に挙がるものらしく、「ああまた飛び降りてしまえば」「今度はもっと高いところから、ちゃんと死ねば」という考えが過ぎってしまう。
死ねばこんなことを考える必要もなくなるから、きっとそれが1番誰にも迷惑をかけない最良の選択肢だと感じる。
いつか来る現実に怯えながら生活するのは辛い。