綺麗に生きていないのは自分でもわかってる。
周りよりもだいぶ汚くて、
その汚さは結構態度とか言動に出ていることも。
腕を切ることでしか自分を救えなかった。
意識が戻ってじんじんと熱く感じてきた頃に罪悪感が襲ってきて、
注射しても傷跡は治らないし、
バ先でもきっと傷跡のこと言われてるんだろうな。
でもね、
ごく稀に強くなる気がするの。
前が見えないくらい涙を目にいっぱい溜めて見た腕は、どこか神秘的で
わたしの腕じゃないみたい。
でもわたしの腕で、これで強くなれたって思わせてくれるんだ。
本当は違うけど、それに気がつく前に強くなりたいな。
初めてお酒を飲んだ日のこと、わたしは覚えてるかな。
大人っぽいって思ったんだよ、お酒って苦くてすーすーして こんなものよく飲めるなって思ったんだよ。
今は眠れない日に飲む道具でしかなくなってしまったね、わたしは大人になれたのかな。
初めてをホストに買われた時、わたしはもちろん覚えてるよ。
痛いと謎の圧迫感で、気がついたら涙が出ていたよ。
きっと理由はこれじゃないよね。
遠くで光るテレビを横目にわたし思ったよね、
こんなもんかーって(笑)
生理以外で血って出るの、学校で習わなかったよね、先生わたしわかんなかったよ。
初めて吸った日のこと覚えてる?
親族のお姉さんに憧れて吸ったマルメンは、上手く火がつかなかったよね。
喉が焼き付けるようにひりひりとして、大人になるってすごく大変だなって感じたよね。
親に見つからないように吸ったあの味を忘れるときが来るといいな。
人生は初めてだらけで、
人より多く経験してると話してみたくなるのはしょうがないことだよね。
でもね、知らなくても良いことがあるって、私は気づいてるのかな?
大人になるって意外と難しくて、20歳すぎても子供は子供、きっといつまでもね
後悔はしてないけど、もしもう一度やり直せるなら、もっとちゃんと真っ直ぐ一途に生きていきたいな。
それくらい