正直、自分がこんなことを書くとは思っていなかった。
誰かに話す勇気はない。でも聞いてほしい。
共感できない点もあると思いますが、もし良ければ聞いてください。
僕はあるクラスメイトを好きになった。女の子。
最初はそんなことなかった。単純なる興味。彼女が少し変わっていたから。
変わっていたといっても、周囲と、という意味ではない。
僕の中の女子のすがた、つまりは習性、反応の仕方、そういったものが、彼女にはあまりなかった。僕は新鮮な気分だった。
彼女に声をかけはじめたのは自分だ。一緒にご飯を食べることもあった。
僕を好んでいるかは、表情からは読み取れなかった。でも嫌うこともしない。
だから僕も、一緒には居るけれど、無理に仲良くなろうとはしなかった。つかずはなれず。不思議な関係。
けれどその中でだんだんとわかってきた彼女の性格に、僕は友人として好感を持ちはじめた。
僕の中で何かが変化したとすれば、それは彼女の弱い部分を知ってしまったからだろうか。それは時折見せる寂しそうな顔とどこか結びついた気もする。
僕は彼女を寂しがらせたくなかった。けれど彼女は、僕の思った以上に強い。僕以上だと思う。僕の助けなんかいらない。いらないとわかっているのに、放っておけばいいのに、もしかしたらと期待する。
気付いたら僕は目で追うようになっていた。彼女の笑顔1つで嬉しくなる。可愛いと思う。肩が触れるだけで意識してしまう。
そして誰かと楽しそうに話しているだけで、その日一日の気分が沈む。
これは友人としての同情だ。執着だ。あるいは苦手意識だ。決して恋なんかじゃない。違う、ちがう。
だって自分は女だから。
ずっと認めなかった。否定し続けて、友情だと思い続けた。
でもつらかった。そして、観念した。彼女が好きだ。それは他の友達とは別のものだ、と。
このことは同時に、過去の自分、今の自分が自身に感じ、見て見ぬ振りをしていた違和感をも認めざるを得ない形になってしまった。
一時期は自分の性について悩んだ。が、今はそんなこともなくなった。
不安定な自分を支えてくれた友人のおかげだと思う。
今は、私も、僕も、俺も、どれもが明確に自分を表せず、どれもが自分を表している。だって、どれも自分の一部であるから。
僕は彼女を女性としてみているわけではない。自分自身を男として、或いは女としてみているわけではない。僕は自分という人として、彼女という人に惹かれたのだ。
こんなに、自分の感情を制御できないくらい人を好きになったのは初めてで、僕はこの思いをどうしていいかわからずにいる。
言ってしまいたい。けれど、彼女が笑顔を向けてくれる度、僕はこのまま言わなくていいと思う。
もうすぐ卒業。きっともうずっと先、もしかしたらもう、彼女には会わないかも知れない。
付き合いたい気持ちなんかなくて、会えなくなるのも仕方のないことで。
別にそれでいいとは思う。
ああ、けど。この先彼女みたいな存在にはきっと会わないだろうな。
もしも…もしも彼女が、僕の言葉を聞いて、それでもありがとうと言ってくれたら、一度だけ、抱きしめてもいいだろうか。
そして、ありがとうと言うのだ。
それが曖昧な僕の、彼女に対する、最初で最後の愛情表現。
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ななしさん
それだけ言葉が使えるのなら
相手に気付かれない様に相手に伝える事もできるでしょ
ちゃんと相手に伝えても自分だけの秘密にする事は出来るよ
分かっているから悩むんだろうけどな
一応書いといた
ななしさん
相手の気持ちも大事だけど、好きなら好きでいいじゃないの?
ななしさん
※共感の二文字しか浮かばなかった~
の続きです。
またまた変なところで切ってしまって
すみません。
無責任なことを、お許しください。
今から書くことは
何のアドバイスにも
ならないかもしれないけれど
最後に書かせてください。
「同性でも異性でも、人を愛するということは、とても素敵なことだ。」
今日、この宛てメに出会えたこと、
よかったと思います。
こんなに共感できるものに出会うのは
これが人生で最初で最後かとまで思いました。
本当にありがとう。
長文乱文、失礼しました。
ななしさん
※共感の二文字しか浮かばなかった~
の続きです。
変なところで切ってしまってすみません。
私も単純に彼女に惹かれたんだと思います。
ぎゅっ、って抱き締めたくなったり
キスしたくなったり。
でも気持ちを伝える勇気はなくて。
結局は臆病者の意気地無しなんです。
すみません。
これだけ自分のことをだらだら書いた上に
まともなお返事になってなくて
本当にすみません。
自分でも途中から何を
書いているのか、わからなくなりました。
むせ
ななしさん
このメールを読んだときに
共感の二文字しか浮かばないくらい
共感しました。
私も今、女の子に恋をしています。
この気持ちに気づいたとき
自分の性に関して深く悩んだことは
ありませんでした。
ある友人のおかげで
自然と受け入れることができました。
ですが、正直この気持ちが
果たして本当に恋なのかどうか
わかりません。
恋なのか。それとも友人の延長なのか。
でも気づかされてしまったんです。
"とくべつ"だって。
そんな特別な彼女だから
一々期待してしまう。
つい目を向けてしまう。
回り嫉妬してしまう。
今まで散々自分に言い聞かせてきました。
期待してはいけない。
見てはいけない。
嫉妬してはいけない。
恋かわからないけれど
彼女が"とくべつ"であることには
変わりはない。
ななしさん
胸がしめつけられました。
たった一通のメールで、私はあなたという人間が好きになりました。
人が純粋に誰かを想う心。これほど素晴らしく美しいものはないのかもしれませんね。
うまいことは何も言えませんが、私はあなたを応援します。遠くからあなたの幸福を祈っています。
ななしさん
素敵な心と言葉を持っている方ですね
私も今、同性に対する
曖昧な気持ちと戦っています
恋なのか、
ただ今まで出会ったことのないタイプで友達としてすごく好きなのか。
わからない。
本当に、わからない。
ただ分かることは
恋じゃないと否定するのは辛いってこと
悲しいってこと
かといって、このまま好きでいるのも辛いってこと
彼女は私の中で色んな意味で特別ってこと
すごく、辛いです
ななしさん
<font color=#ff0000>投稿者さんからお返事きたよ</font><br>小瓶主です。
たくさんのお返事ありがとうございました。
僕にアドバイスしてくださった方、共感してくださった方、応援してくださった方、本当に嬉しかったです。僕は少しだけ自分を赦せる気がします。
あのメールで、僕はあまり詳細には語らなかったつもりです。
それが彼女に対する礼儀でもあるからです。
けれど、僕の話を聞いてくださった方々に、少しだけ、あの話の補足をさせて頂きます。これはあくまで僕の自己満足に過ぎません。
あるいは、僕は自分があのメールに書いたような純粋な人間ではないことを、伝えたかったのかもしれません。
僕を支えてくれた友人、その中には実は彼女も含まれています。
僕が自分の性について打ち明けたのは、ただ、今の関係性を壊したかったから。
それは彼女に僕を恋愛対象にいれてほしかったからじゃなく、僕が彼女を友人の枠にいれたかったから。
おかしな話ですね。
僕が一番つらかったのは、彼女に対して他の友人と同じ振る舞いができなかったこと。
親しげに話しかけることができない。冗談を言えない。顔をそらして、興味のないふりをする。他の人には抱きつくことだってできるのに、簡単に触れることすらできない。
僕はいつも思っている態度を取れなかった。
どっちつかずな関係の原因は、僕の方にあったのかも知れない。
僕は打ち明けてしまうことで、僕の中の特別意識に名前を与えてやろうと思った。
「僕の秘密を知る特別な友人」
その枠にいれさえすれば、この気持ちの罪悪感はなくなる。自分の中で、彼女は友人である、と納得できる。
そして、他の友人と同じように振る舞える。
彼女が受け入れてくれるかどうかについては、あまり不安を持たなかった。僕にはある程度その確信があったから。
だって、彼女がそういう人間性を持っているからこそ、僕は好きになったのだから。
それに万一嫌われたとしても、そうしたら完全に諦められる。そうとさえ思った。
ずるい人間です。
僕の予想通り、彼女は親身になって僕の話を聞いてくれたし、泣いてしまった僕を慰めてくれた。
僕は好きな女の子がいることも伝えた。それが彼女自身であるとは告げずに。
その後、僕は彼女にメールを送った。
聞いてくれてありがとう。あなたはいい人だから、好きだから、友達でいたい。あの話を聞いたあとでも、友達でいてくれますか。
彼女は、こちらこそ、と返してくれた。
それでもう満足だった。好きな人に受け入れてもらえる、
それがどれだけ幸せなことか。
僕はもうそれ以上何を言うつもりもなかった。
そして僕は思った通り、彼女に対して友達以上の感情を抱かなくなった。
彼女を友人、と認識することができた。
これでもうもどかしい思いをせずにすむ、そう思った。
思ったのに。
それは数日しか続かなかった。
また僕は彼女を目で追い、どきどきするようになった。
それも、前以上に。
人はなんて欲が深いのだろう。なぜ僕が決めたラインを守ってはくれないのだろう。
僕は幸せなはずなのに。なんでまた乾いてしまうのだろう。
また、ぼくは彼女に目を合わせられない。僕の態度は、彼女を傷つけてはいないだろうか。彼女はきっと、僕の態度が嫌悪とは逆のものからだとは知らない。でもこんなのは自意識が過剰なだけで、僕の態度なんか気にもとめていないかも知れない。
気づいてほしい。気づいてほしくない。言いたい。言いたくない。
僕は今、何を求めているんだろう。好きになってほしいのか、いっそ嫌われて諦めたいのか。
でも、
彼女の傍にもっといたかった。傷を癒してあげたかった。そして、ただの友人として、もっと仲良くなって、いろんな話がしたかった。
僕が今思うことは、それだけです。
長々と失礼しました。
ななしさん
余計な未来のことなんか考えずに、
後悔しないようにその人との今を
楽しんでください。
性別がなんですか、
男だろうが女だろうが
好き合ってしまえば何でもいいのです。
ななしさん
開放していい欲とそうでない欲あるよな
前者にもブレーキかかってんのな
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