命を、大切にできない時がある。
心を、身体を、労ってあげられないことがある。
そんなとき、代わりに大切にしてあげるために、労ってあげるために、
ぼく以外の、“ みんな ” という存在がいるんだ。
助けてほしい。今後も。一生。ずっと……
ぼくはひとりじゃ生きられないから。
ぼくが自分のことを悪者にするとき、きみたちがぼくのことをヒーローにしてくれ。
ぼくが自分のことをヒーローに仕立て上げて調子乗ってたら、きみたちがぼくのことを悪者にして少し懲らしめてやってくれ。
そうやって、苦しいことも、楽しいことも、一緒に経験しながら生きてくれ。
ぼくは雨が好きなんだ。土砂降りの日に傘も差さずに歩きたいほど雨が好きなんだ。心配されるから、やらないけどね。
でも嫌いな人もいるでしょう?洗濯物を外に干せなくてやだよね。
ジメジメしてるよね。湿気で髪まとまんなかったりとか。気象関連の痛みとか。
ねえ?好きなことはあるかい?
嫌いなことはあるかい?
楽しいことは?
苦しいことは?
自傷しているかい?引かないよ。ぼくもしてる。
セクシュアルマイノリティってやつかい?(そう表現されるのももしかしたら気に食わないかもしれないけれど、)その人たちの味方、理解、支援する人をアライ(Ally)というのだろう?ぼくはそういうタイプかな。
ああ、でも、受け入れられない者の味方もするよ。だって無理な時は無理だろうからね。まあ、受け入れられないからって叩くのはまたべつの話だけど。
叩きたくないのに叩いてしまう……もまたべつの話。
少々込み入ったことを書いただろうか?
私は、誰かに考え込ませてしまう、悩ませてしまうのは忍びないと思っている。
私はこうして、話したいことを話す。
そして君が聴く。ただそれだけ成り立てばいい。
それだけで有り難いのだ。
私の発言で君が苦しむことの想定はしているが、その苦しみが私の想定外であることは想像したくない。
貴方と僕の生きる道が、しあわせなものでありますように────