私は17歳だ。
でも、人生のピークはとっくに終わった。
昔から優等生だと言われた。
テストで100点を取って、詩を書いては地域での小さな賞も取り、気付けばそんな位置にいた。
でも友達を作るのは下手だった。真面目なばかりに嫌われていた。
そして、親に勧められて塾に入った。まだ小学3年生になる前のことだった。
知らぬ間に進学塾に通い始めていて、あっという間に中学受験生になった。いくら優等生とはいえ井の中の蛙で、決して良い成績ばかりでは無かった。酷い時は偏差値50を切った。
でも、周りからは100点が当たり前で、勉強しか取り柄がないものだから、辞めたくても辞められなくて。
それでも食らいついて、12歳にして受験した学校全てに合格した。嬉しかった。今まで遊ばずに嫌いな勉強に向かった時間が報われた気がした。
これがピークだった。
中学1年生。平凡に過ごした。楽しかった。
勉強は忙しいし、課題も多い。周りも優等生ばかりだけれど、なんとか平均を保っていた。
私の人生が狂ったのはそんな13歳の冬だった。
休校になった。
勉強で置いていかれまいと必死で食らいついたせいで、真面目が抜けないせいで、周りに合わせるだけの私には気軽に連絡を取れるような友達はいなかった。
友達作りが下手なせいで、薄い人間関係しか無かったせいで、孤独な時間を過ごした。
気が付けば、私は学校に行けなくなっていた。
毎日布団で過ごす。天井を見る。時計に目をやっても時間が進まない。
時を止められたような感覚だった。辛かった。
そして、精神科に入院することになった。
14歳の秋だった。
入院中は、やることがなくて辛かった。
当たり前だけどみんな精神疾患を持っているので、変な人に話しかけられたりもした。連絡先を聞かれることもあった。
それから4ヶ月、ようやく退院した。
気持ちはすっきり前を向いていた。
このときの私は、現実を知らなかった。
学校に復帰した。15歳、中学3年生。
もちろん入院していたのもあって、勉強などまるで分からなかった。きっとここで勉強していれば良かったのだけど、私はそこまでまともな人間ではなかった。
授業が分からない、このまま付属の高校に上がるかも分からない、そして私は勉強から逃げた。
16歳、なんとか内部進学をした。
とはいえ、勉強はまるでできなかった。
だから勉強はしなかった。楽しい部活に逃げた。
因数分解もできない。さすがに焦った。
近場の塾に入れさせてもらった。
でも間に合うはずもなく、高校1年生の終わりに、ようやく学校を辞めることにした。
そして今、私は通信制に通っている。
学費さえ払えば誰でも入れるようなところだ。
授業を妨害する、スクーリングにも来ない、そんな生徒が多い。はっきり言って、鬱陶しいなと思う人もいる。
中には真面目に出席する子もいるけれど、大半は進路も考えていない人ばかりである。
教員は教員で、授業をすっぽかす、連絡が遅い、しまいには授業内容が間違っている…という学校。
そして私は自力で大学受験の勉強をする。
もちろんできるようになるわけもなく、だからといって全日のように頼れる先生はいない。
全日のときは公立だったけれど、通信制の今は私立で学費が高いので塾に行くお金を親に払わせるわけにもいかない。
そして今日、2回目のズル休みをした。
自分がどんどん嫌いになる。
今も涙が出てくる。
行きたい進路はある。
でも無理そう。
こんなになるならはじめから中学受験なんてしなきゃ良かった。
真面目に生きるべきじゃ無かった。
楽しくない。
生きている心地もない。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
すごくやさしい言葉をかけてあげてほしいです
ななしさん
お疲れ様でした。
より良く生きるためにはクソみたいな人生や人間も知っとく必要があるんだよきっと。
無理そうなんて思っちゃだめだよ。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
すごくやさしい言葉をかけてあげてほしいです