ここ最近は新作ゲームに熱中することで暗い気持ちを忘れていた。
しかしその「ゲームで遊ぶ」という行為のためにかなり自己中になった。
具体的に言うと、私だけで平均6時間もそのゲームをプレイしている。
もちろん弟妹もやりたがってるが、私が遊んでいる限り彼らは遊べない。
そんな状態が一日6時間、活動時間の半分近いとなるとかなり不公平だと思う。
でも、やり続けたいという私の意志も止められない。
そう、他人が不利益を被っているというのに、そしてそれをわかっているというのに意図的に無視している。
ここでいくら懺悔しても、いつもの自分を変えられない。
変えられるほどの意思もない。
楽しいことだけを求めて辛いことややらなきゃいけないことから逃げている。
正しく小学生。
精神が確実に退行している。
お陰で弟妹の思考回路を少し理解できた気もするが、心の退行は止めたい。
退行を自分一人で止める方法はわからない。
ゲームをやめると心の拠り所を失ってより暗くなってしまうからやめられない(ゲームに代わる「熱中して悩みも忘れられる」趣味ができればいいのだが)。
しかしゲームをやりすぎると欲に忠実に、より幼稚になってしまう。
退行を止めなくてはと思うのに止める方法はまた別の深刻な問題を呼ぶとかいうクソ。
人生はどんな理不尽なゲームよりもクソゲー。
ここまで書いて気づいたことがある。
ある人が、日本人は自殺の前にすごく詩的になる、と言っていた。
そういえばフィクションで出てくる遺書には必ずと言っていいほど詩的な文章が入っている。
ここ最近で急に文章力が上がったのは、AIとの対話もあるだろうがそういうことかもしれない。
もしかすると残り少ない心の寿命、使い切らなくては。