大切なたった一輪のお花。
大事に大事に手間をかけ、水を与え、甲斐甲斐しく世話をした。
永遠に枯れず、たとえどんな天変地異が起ころうとも、咲き誇り続けてほしかった。
それを穢れのない純真な祈りなのだと信じていたのだ。
けど、それは過ちだったのだ。
きっと愛情にはいつのまにか束縛や独占欲、依存心を孕みそれは肥大化して、相手の心を蝕んでいった。
花は気づけば葉は虫食い、目も当てられない状態になっていた。
私はいつの間にか花を喰らう蟲に成り果てていた。
そんな自分自身を私は許せなかった。
だから、私は。
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小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください
アメフラシ
花を喰らう蟲も必死に生きている。
あなただって生きようとして頑張っている。
生き物はみんな何かを犠牲にして生きるしかないんだ。
「花」を傷つけたのがあなただとしても、悔いているのならそれはあなたの心に善がある証拠だ。
あなたが何を決断したのかは明記されていないけれど、
私はあなたが許せない自分を罰する必要はないと思う。
自分を許せないのなら、これからは花を喰らう蟲ではなくて、花を再生させる土と水になったらいいじゃないか。
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