消えてしまいたい
ボク以外誰もいない場所に行きたい
もう、疲れた
どう偽ったって結局、愛されるのは偽った私
本当のボクが愛されたわけじゃない
それに気づいていながら、認めたくなかった
でも、現実はそうなんだ
ボクを知った人は皆、ボクを忌み嫌った
もう誰も信用できない
この人ならって思っても気づけば独りぼっち
何かあるなら言ってって先に言ってきたのはそっちなのに
絶対引かない、嫌いにならないって約束したのに
嘘つきばっかり
ボク自身が『私』を偽った嘘つきだからバチがあたったのかな
でも、その嘘で誰かを傷つけた訳じゃない
むしろ、都合が良かったはず
たった1つしかない望みなのに、叶わないの?
誰にとっても都合のいい操り人形のままでいろってこと?
それしかないなら、もう消えた方が楽なの
もう何も見たくも考えたくもない
これ以上また期待して、裏切られるのは嫌なの
探すのも、疲れた
何をしても、代わりにはなれない
この空虚感を埋められるのは愛情だけ
もう諦めたいのに、どこかでまだ諦めきれない自分がいる
ボクも映画のヒロインみたいに何もかも都合良くいって
愛されてみたい
ハッピーエンドが約束された世界で生きてみたい