ふと思い出しました。
狼は自分を狼と呼んでいますが、実は「ふゆ」という名前があります。
人間は相手を知るためにまず名前を名乗る、と兄から教えられていたのをすっかり忘れていました。
狼のことを「ふゆ」と呼ぶのは兄と親友だけでしたから。
狼は人間と仲良くなりたいので、自己紹介をしておきます。
「ふゆ」でも「通りすがりの狼」でも「狼」でも呼び方は何でも構いません。
狼は人間のお話が聞きたい。
もし吐き出したい、話を聞いてほしいという人がいれば、ここに書いてもらっても構いません。
全員返信します。
返信が必要なければ、必要ない、と書いていただければ無理に触れません。
いつでもなんでも吐き出してください。狼はずっと浜辺を歩いています。
163246通目の宛名のないメール
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お返事が届いています
っ、、、。
ありがとう。
自分は自分だよね。
海も私も。
どちらでいても
性別なんてわからなくても
私は私で。
海は海。
周りの人に振り回される必要なんて
ないんだよね。
こんな俺を、私を
受け入れてくれてありがとう。
また来るね。
ななしさん、お返事ありがとう。
ふゆ君で構いませんよ。
狼を頼ってくれてありがとう。
それは大変ですね。
自分と全く別の誰かなら解決できるかもしれないけれど、身体を共有している相手と調和を取るのは、とてもストレスのかかることだと思われます。
2つ以上の人格が一つの体を共有するのは、過去に何か大きな傷を負った人間に起こることがあると、聞いたことがあります。
そうでなくとも、あなたはとても苦しい時間を送ってきたのでしょう。
でもあなたはどちらの人格も捨てたいとは願っていない。
でしたら、「それ」自体があなたなのではないでしょうか。
男の子でいたいあなたと、女の子でいたい海さん。
狼にとってはどちらもあなたという存在であり、出会った人間です。
その一見矛盾している2つの人格は、どちらも否定すべきものではありません。
全部ひっくるめて「ありのままのあなた」です。
人間は複雑な思考を持つ生き物だからこそ矛盾だらけ。
ですが現在社会の中では、理解をしてくれる人間は少ないのではないかと感じます。
もちろんそれをどう割り切るかはあなたが決めていいこと。
少なくとも狼はどんなあなたでも、受け入れます。
どちらかを否定する意味がありません。
「あなた」とお話がしたいから。
二人を大切にしたいのなら、どちらかを選ぶのではなく、どちらも受け入れ、海さんと対話を楽しんでみるのもよし。
自分は自分でいたいというなら、外見に関係なく男の子を目指せばいい。
狼は言葉がうまくないので、これで相談に乗れているかはわかりませんが、
あなたが胸を張って「これが私だ!」と言えるように、何度でもお話を聞きます。
狼はいつでもここにいますよ。
ふゆ君?って呼べばいいかな。
私?というか俺は自分の性格がわからないの。
女なのか、男なのか。
外から見たら俺は女なんだって。
でも自分はそうは思ってない。
男で生きたいって。
でもね、もっとややこしいのは
人格がいるの。
自分の中に。
勝手に海って名前を付けてる。
っていうのは置いといて。
その子は、男だけど女なの。
女でいたいって言われて。
学校ではずーっと海でいてもらってる。
でも、そうしたら
自分が一体本当にどっちなのかわからなくなって。
女なのか男なのかも。
本当の自分がどっちなのかも。
困るよね。こんな悩み。
学校でも言えなくてさ。
ずーーっとため込んでわけわかんなくなって。
生きたくない。って思うことが増えちゃって。
ごめんねふゆくん
「ありのままの私」がわからないんだ。
リリィさん、お返事ありがとう。
リリィさんの思う存分に触ってくれて構いませんよ笑
きっとリリィさんは理想が高い人間なんでしょうね。
「うまくやらなきゃいけない。」
そう思い続けて、または思わされ続けて、それがだんだんあなたを縛る鎖になってしまった。
相手の心はわからないから、言葉が詰まる。それが当たり前。そこにずけずけ入っていける人間は、たまたま相手とリズムを合わせるのが得意か、なんにも考えずに言葉を発した人間だけ。大半が迷いながら言葉を選び続けています。
でもよく思い出して。
自分がわからないなら、相手もわからない。相手も怖がっているかもしれない。そう見えなくても、それでもリリィさんに最初から敵意を向けて話す人間なんていません。
だったらもっとテキトーにお話しましょうよ。全員とうまくいく必要はないんですから。
まず、あなたが伝えたかったことをちゃんと伝える。言葉は拙くていいんです。ただ言葉足らずにならないように。そうしたら今度は落ち着いて、相手のお話に耳を傾ける。相槌を打つことを忘れずに。相手も気持ちよく話せるし、自分を落ち着かせることにもなります。それを繰り返す。失敗しても構いません。それでもやめないことが大事ですから。
急に人付き合いがうまくなる必要はありません。ゆっくりゆっくり。焦らない。あなたならできる。なぜって、あなたが流した小瓶の中の文字はきちんと狼に伝わっているから。
それから人間の暗い部分を見てしまう、というのが悩みのようですが、狼は悪いことと思いません。だって事実だから。むしろ人間には欠点のほうが多いと思います。狼より足が遅いし、体も弱いし、遠回しな方法ばかり取るし。
でも、狼はそれが不思議と愛おしくてたまりません。リリィさんはよく人間のことを見ていると思います。
なら、今度は少し視野を広げてみましょう。すべてを良く見る必要はありません。語尾に『でも』をつけるだけです。
「またあの人に余計なこと言われた。『でも』、何かと気を使ってくれてるのかなぁ。」と。
でっちあげでも構いません。少しだけ、相手のことを「多く」見るんです。そうしたら自分を褒めましょう。必ず。
リリィさんは自分が醜いと言っていますが、狼からすれば、言葉を選んで伝えてくれたリリィさんはとてもきれいだと思います。むしろ狼のほうが汚いです。お風呂入らないし。
リリィさんはたくさん悩んで傷ついた。そうやって来た人間は美しく、強い。人間の「美しい」とは全てが完璧では逆に成り立たないのです。
狼もお話が下手ですね。ここまで読んでくれてありがとう。狼はリリィさんと出会えて良かった。
いつでも小瓶を流してください。狼は海を見ていますよ。
ふゆさん、心優しき狼さん。
こんにちは。最近何度かお返事や小瓶を見かけて、すごくあったかな気持ちになったので、見にきました。
あ、そうだ。あなたのことも知りたいなって思うので、名乗っておきます。私めのことは、リリィと気軽に呼んでください。
仲良くしましょ。(つ…ついでにモフらさてください)
わたしは、人付き合いが苦手で、最近では誰かに話しかけたり、人前で立って話したりする時に、体が震えたり、言葉がすぐ詰まったりします。
人間の暗く汚い部分ばかり見てしまって、どんな言葉をかけられても悪い方にばかり捉えてしまう。
わたし自身のことも醜くて汚くて、この世にあって良いものなのかと悩んで泣くこともあります。
もっと清く美しい人間に生まれたかったなぁ。。。
た〜さん、お返事ありがとう。狼とお話をしてくれてありがとう。
狼はあなたと出会えて嬉しいです。
かつて人間は世界で一番自由な生き物だった。手に物を持ち、言葉をつくり、船を作って海を渡った。狼だって仲間にした。一部の狼は人間と共に今も歩んでいる。人間が二足歩行を始めたのは、紛れもなく自由を求めた結果だった。
なのに、
なぜ今、人間は閉じこもっているのでしょう。自由なはずの意識は、頭蓋骨という檻から出ようとしない。
その檻を作ったのは人間社会であり、そして自分自身であるのかもしれない。生きるという行為を「無駄だ」と嘲笑うかのように、わざと浪費させるかのように、他人は他人を強制する。
それでも今の自分たちに疑問をもてること、今の日々を退屈だと思えること、それはきっと、まだあなたが自由を諦めていないから。
魂は星を巡り、宇宙を巡り、またここへ帰ってくる。その奇跡が重なって、初めて魂は肉体を手に入れる。
その魂が自由であることを知ること。それがただ歩くだった人生から解放してくれます。
あなたが狼を見つけてくれたことに感謝を。
あなたからの言葉と文字は、狼に新しい「目」を与えてくれます。
ルテアさん、お返事ありがとう。
仲良くしてくれる人間が増えて嬉しいです。
そうですね。あまり呼ばれなれていませんが、「ふゆ」で構いませんよ。
狼はいつも敬語ですが、タメ語でも全然構いません。仲良くなれるのなら大歓迎です。
よろしくお願いします。
まこと つきさん、あなたの文字を見せてくれてありがとう。狼は嬉しいです。
あなたがなぜ、死にたい、と感じているかはわかりませんが、そんな辛い中よく文字を届けてくれてありがとうございます。狼はあなたがこの世にいると感じられたことがとても幸せです。狼を幸せにしてくれてありがとう。
あなたが生きたい気持ちと死にたい気持ちの間で揺れているのは、あなたが必死にもがいている証拠。
何があなたをそうさせているのでしょう。自分の夢?家族?友達?それとも他のなにか?きっとあなたを逝かせようとしない何かがあるはず。
死への恐怖でもいい。恐怖を感じるのはあなたが「生きる」ことに幸せを感じたことがあるから。
嫌なことは避けていいんです。嫌なことを我慢できる人間だけが強いわけじゃないんです。嫌なことを流せる人間だって、十分強い。なかなかできないことだから。
「周りより一番頑張った人間」なんて、そんな人間いません。だって「頑張った」のものさしはみんな違う。周りと比べられるわけがない。
そしてそのものさしはいつだって取り替えていい。理想を高く持つことは大事だし、悪いことじゃない。でも、自分を潰してしまう理想なら一度横にをいて、一息つく時間をとることはもっと大事なこと。
その間、少しずつ小さな幸せを拾い集めてください。あなたが感動したこと、嬉しかったこと、クスッと笑ってしまったこと、どんなことでも構いません。狼は小さなたんぽぽの白綿を飛ばすだけでも、クスッと笑ってしまいます。笑
そうしてゆっくり休んだら今度はゆっくり歩いてみましょう。一歩だけでもいい。そしたらまた休んでいい。
そのうち気づくかもしれません。
「あれ、この前はただただ嫌だったのに、今は悪くないかも。」
いつだって逃げ道はある。逃げていいんです。だからこそ気楽にやっていい。テキトーだっていい。今日もあなたは苦しい「生」を選んだんです。「よくやった。」と自分を褒めましょう。きっと「生きるのも悪くない。」と思える瞬間が増えます。
死にたくなる気持ちに全て蓋をしろ、なんて言いません。向き合え、とも言いません。それはあなたの自由です。ただひとつ。
大事にしてあげてください。
だって、狼がお話したいのは、悩んで、ここに来て、文字を綴った、そうやって傷つきながら歩んできた今のあなただから。あなたという人間はその経験を積んだあなたしかいないから。
長くなってしまいすみません。少しでも届いたのなら、狼もまた歩いていけます。
あなたにたくさんの幸せが訪れますように。狼は心から願っています。
通りすがりの狼さん
いや、ふゆさん
ぼんやりと水面を眺めていたら小瓶を
見つけました。
なぜ人間だけが二足歩行なのか
毎日時が流れ生活する事がまるが
課せられた任務のように感じる日々
いったいなんだろう
同じ時代共に巡り会えたこの奇跡
意識は肉体を借りて様々な事を
経験する。次は何を借りて
どんな経験をするのだろう
これって人間に話になってるかなぁ
ふゆさん、?
ふゆ?
どっちがいいですか?
あと、タメ口でいい?
仲良くしてほしいな。よろしく!
優しい狼さん。あなたのことばに救われました。ありがとうございます。
死にたい気持ちと生きたい気持ちが行ったり来たりなんです。
どうしたら生きたい気持ちが増えるでしょうか。お返事いただけると嬉しいです。
通りすがりの狼さんの他の小瓶
急激に日差しが強くなってきましたね。両極端な気候は、狼の抜け毛の季節を追い越していきます。
嫉妬と自己嫌悪。狼は優しすぎると思うのです。
狼の紡ぐ言葉が。
以下はまだお返事がない小瓶です。お返事をしてあげると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。
2.5次元舞台も配信で見れるの有難すぎる。
TRPGのネタバレは本当に気をつけてほしい。特にロストに関するネタバレは。
殺しが来たんだ。大きな音も立てて殺しなのかさバイクが家の前で嫌がらせをしている
あいつのそういうところが嫌いだ。私の家族の中にはしょっちゅうイライラさせてくるムカつくヤツいる。私はそいつの言うこと、することに毎日イライラしている
もうきつい。誰か殺して。しにたいのに自殺する勇気はないんだよ。
苦しい。とてつもなく苦しい。これ以上生き続けるのがとても、とても苦しい。疲れてしまったんだ。もうなんにもできないよ。苦しいよ。だれか助けて。
一時間以上菓子食べて喰っちゃべって休んでるんじやねえよ
君に別れを告げて三ヶ月しか経ってないね
幸せになりたいけどそれを拒む私。
現実逃避したい。ここ数年で、生きる考え方が変わった。身近な人は全て死んでしまい、後を追うように飼い犬も死んだ。皆、癌や病気だった
職場の人無理
拝啓、1年前の私へ。
来世は幸せになれますように。ただ、すっごく大切な人と出会って一生を添い遂げたいだけなんです。愛して、愛されて。人によっては「あたりまえ」かもだけどそれができないんです。
思ったこと。やっぱり異物はいらない。「みんな」に合わせられない人から弾かれてく。
流行り物感覚で彼氏がほしいと思ってしまう。友達にできたから羨ましくなるだけでそのくせ私は男の人自体を必要としていない。