食用の肉も命で、死にたくなんてなかったはず。
死にたい私と生きたかった肉。交換したい。
それくらい辛い。消えたい、死にたい。
死にたいと思いながら生きるのって、生きたかった存在に申し訳なくて仕方がない。
人生を無駄にしてる私と充実させたかった存在。
どっちの方が大事かって言ったら明らか後者でしょ。
こんな家になんか生まれたくなかった。私が生きてるせいで両親は怒った、両親は辛いんだ、両親は泣いたんだ。塵だから。
私がいなければこの家はもっと暖かかった。もっと穏やかで、優しさと愛情に包まれてて。みんな幸せに生きてたんだろうな。
ああ死にたい。死にたいけど怖い。怖いから父と母が優しかった頃の愛情が欲しい。