私も、友達の生き方に、それは間違っていると強く反対したことがあります。
当時は私だけじゃなく、その友達の家族友人みんなが「間違ってる」「考え直せ」と反対しました。
それでも、友達は自分の思う道を行きました。
その時は悔しかったです。
何年も一緒にいた私より、あんなに仲良しだった家族より、今の仕事やキャリアよりも、そっちが大事なのかと。
しかし、自分もそういう部分があるよなあとも思うのです。
クラスで一番のイケメンや秀才より、ボーッとしてる男子を好きになったりとか。
「堅実な資格を持ちなさい」と言われながらも、あんまり勉強しないとかね。
人間の心って、最高、最良、一番効率的な選択肢を常に選べるわけじゃないんだと思ったのです。
あなたは、見返りが欲しかったわけじゃないですよね?
大事に思うがゆえに、つい口出ししたくなった、それは決して無意味な気持ちじゃないと思います。
人を愛することは素敵なことです。「愛してるよ。あなたが大好きだから、心配なんだよ」と思えるくらいの人に出会えたのは、とても素敵なことですよ。あなたの気持ちが相手に届かなくても、その人を想った記憶は、自分の宝物として持っておけばいいと思います。
私の反対した友達は、ずっと後になって、反対した人の気持ちを少しだけ受け入れました。
あなたの大切な人も、いつかあなたの気持ちを受け取れる時が来るかもしれません。