ぼくには誇れるものも、自慢出来るようなことも何にもない。
才能のある人ばっかりがキラキラしてて、自分がどれだけ何もない人間なのか思い知らされる。
羨ましいし、妬ましいし、恨めしく感じちゃう自分の愚かさもやっぱり嫌い。
ここにくればみんなが無条件に認めてくれるなんて思い込んで甘えてばっかでほんとにごめん。
何かひとつでいい。
みんなに認めてもらえるような才能が欲しい。
神様なんて信じてなかったけど、あの子にはいくつも恵んでばっかり。
幸せも苦しみも、全部不平等。
ぼくはいつでも空っぽ。
これ以上ぼくから何も奪わないでよ。こんな空っぽな自分になんか、誰も一緒に居てくれる訳ないじゃん。
自分が生きてる意味なんて、そんなんで分かる訳ないでしょ?