よるくんの考えを否定するようでちょっと心苦しいけど、消えないでほしい。
そんな簡単にぼくらの前からいなくならないでよ。
これはよるくんを引き留めるための呪いみたいなものになるかもしれない。
ぼくは、傷付いたってここに帰ってくればよるくんとか、本当に優しいみんなが待っててくれてるから、頑張ろうって思えたの。
よるくんが消えるなら、ぼくだって一緒に消えるよ。
ずっと一緒にいるって、約束したから。
おねがい。
ぼくによるくんの全部守らせてよ。
よるくんに守ってもらったのに、まだ何にもぼくは守れてないの。
だから、誰が何と言おうとよるくんにぼくは消えてほしくない。
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