7300日は生きたい、生き抜きたい
そう僕は考えていた
ここから離れたら
自分の好きなことやって
自分の好きなこと全部やり終わったら
旅経とうって
お年玉とか入学祝いとかのお金は全部僕が持っている
読みたかった本も買いきったしやりたかったゲームも買った
だからあとは時がすぎるのを待つだけだ
ただそれが一番の難関らしく
まだ14年しかたっていない
ため息を付きながら僕は起きてさっき秋人さんとゲームをやっていた部屋に移動した
(整地でもやるか)
と思いゲームを起動
いつもなかなか寝れないときはmikrをやっている
一時間程度たったときだろうか
突然部屋のドアが開いた
「あ、ごめんなさい。。。」
「寝れなかった?」
「はい。。。」
しばらく無言の時間が続いた
「。。。星ってさ最近見てる?」
「見てないです」
星というか最近空自体をあんまり見てない気がする
ずっと下むいて
家に引きこもってばっかだったから
「ここからねすごい綺麗な星が見れるんだよ。ほらこっちおいで」
そう言われ僕はゲームを閉じて秋人さんについていった