”自分が自分である限り、僕は幸せにはなれない”
僕はずっとこう思って生きている。
死にたい毎日を繰り返している。
いつからだろう、自分を大切にできなくなったのは。
いつからだろう、自分が普通じゃないと知って消えたくなったのは。
大嫌いになってしまった家族、
私を生きさせようとする仲のいい友達や大人達、
『人生楽しそうだね』なんて言ってくる嫌いな友人(?)、
居るだけで不快なその他大勢、
どうでもよくなった将来、
受けるだけでストレスの授業、
全てが気に入らない自分自身。
数多の経験から、もう何も信用できない。
なのに、藁にも縋る思いで信じたフリして
裏切られて、「世界キモイな」なんて思って。
でも違う。
全部自分なんだ。
自分が”こう”だから、全てに不信感を感じるんだ。
自分じゃなくなりさえすれば。
誰かに転生出来たら。
普通じゃない感覚も、
醜い顔も、
世界一嫌いなアイツに似た性格も、
全てが違えば。
どれだけ楽に生きられるのだろうか。
どれだけ生きることに前向きになれるのだろうか。
希望なんてない。
未来なんていらない。
幸せになる気もない。
ただ。
ただ、死ぬことができればそれでいい。