職場で、ある人がある人の態度について、
「なんであんなにエラそうなわけ?! 生理的にダメ!」とプンプンしていたのだけれど、
そういう御本人こそが日頃から、ものすごくあからさまにエラそうな態度なので、
一瞬、え? 何を言ってるの?と目が点になりました。
ある意味、こっけい。
人って本当に自分では自分のこと、気づかないものなのねぇ、とつくづく感心したわけです。
他にも職場には嫌な人ってそこそこいたりもする。
なにごとでも自分中心で考えて、
いちいち突っかかるような態度でくる感じの悪い人とか。
人間の世界だからね、仕方がないと割り切ってはいるけれど、
昨日もムカムカすることがあって、けっこう引きずってしまった。
こちらはちゃんと「ごめんなさいね、そこに置かせてね」と断っているのに、
返事もせず場所を動きもせず、挙げ句の果て舌打ちして私に文句いいながら物を床に投げつけた。
いや、そんな態度とられるいわれはありませんが。
そもそも、そこ、私が置こうとしている物の定位置として決められている場所なんだけど・・・
と言いかけたが、こういう相手だとしつこく根にもたれそうなので、
黙って自分がするべきことだけ片付けた。
が、イヤァァァな気分は引きずってしまう。
たぶん、ああいう人って、自分中心にしかものごと考えられないんだろうなぁ、
思いやりってことも知らないんだろうなぁ・・・・。
と、ふと、あ、私、ああいう人間じゃなくて良かった!って思った。
そして、あ、コレ、使える! と。
イヤな人、ムカつく人、信じられない言動をこちらに向けてくる人に出会ったら、
「あ、私、こういう人間じゃなくて良かった!」と思うことにしよう。
一瞬はイヤな気分になるだろうけど、こう思うことができたなら、
気持ちだけでも相手から離れられる。
彼女たちはきっと、こういう考え方ができない。
たぶん一生、あるいは余程のことがない限り、
自分のこっけいなまでのエラそうな態度に気づかないだろうし、
そんな、他者から実は何様?!と思われてる自分の姿に気づかないまま、
別のエラそうな人の存在にイライラし続けるのだろうし、
嫌味でトゲトゲした、他者に不快感を与える自分の態度にも気づかないのだろうね。
人にトゲトゲ当たってくる人は、
そのトゲトゲした気分をいちばん味わっているのは実は自分だってことにも気づかない。
こちらはニッコリ笑って、さっさと相手を見限るだけ。
でもその人はいつでもトゲトゲして、ひとりで気分悪くなっていればいい。
どうぞご自由に・・・。
何があっても、いつもそんなふうに思えたらいいだろうな。
だから、これからは「私、こういう人間でなくて良かった♡」って思うことに決めた!
そして、私はより良い人間になるべく日々、自分を磨くのだ!
ということは、イヤな人も役には立ってる!