ぼくは年少時からあまり笑わず、幸の薄さを嘆きよく涙を流すことがあった
年少時からずっと苦悩してた
そして今もそう
親や教師が示すとおり真面目に勉強がよくできればきっと幸せになれる
そう信じていた
でも、幼少時から成長し、歳を重ねるごとに
憂いも苦しみも増し
むしろ、心をナイフでえぐられるような激痛、絶望感を覚えるようになってきた
それらのほとんどの原因は女性が男性によって汚れてゆくこと、汚されること、さらに残酷なことに自ら汚されることを望むことにあった
現在はせめて証明写真をとる時くらいは目を微笑ませ、口の端を軽く微笑ませるようにしている
その方が自分で自分の写真を見る時、仏頂面より軽く微笑んでるほうが怖くなくてフレンドリーで親しみや安心感が持てると感じたから