中学受験が終わってすぐ摂食障害を患いました。小学生の頃、学年一頭が良かった私は同級生から容姿や体型への中傷を人一倍受けており、頭では僻みと分かっていても精神的に限界だったのだと思います。当時50キロあった体重は数ヶ月で30キロに減り、折角受かった中学校でも体力低下と脳の萎縮のせいで友達を作れず、テストの成績も落ちる一方でした。そんな私の心の支えが痩せていることでした。痩せていると何ができなくても家族は「痩せすぎのせいだ、早く太れ」と、責任を体型に転嫁してくれます。私を見た人は皆心配の声をかけ、構ってくれます。私はそれが快感でした。
しかし、今年になって食欲が爆発するときが続いたり、学校に弁当を持って行っていなかったことも親にバレ、食事量が増えました。体重は40キロを超え、私は自分の無能さに対する言い訳を失いました。家族は「太れば痩せへの執着がなくなる」と言いますがそんな事はありません。毎晩自分の贅肉を必死につまみ、醜い太腿を殴っては、体型管理もできない本物の無能になってしまった自分の虚しさに絶望しています。私は心の支えが欲しいです。