中学生のときに書いて保存してあった小瓶の文章が、思ったよりいい感じだったので、黒歴史を公開しようと思います。
以下、黒歴史
・未知
そよそよ吹いた風は
ぴかぴか光った雨粒を
きらきら散らせて
朝露の春を知らせる
さらさら流れる小川は
青々とした木の葉を運んで
あなたの足元へ届ける
ふかふかの春の香りは
ふらふらの私を抱きしめて
ふわふわの気持ちで包み込んで
眠りにつかせてくれる
甘い香りの君は
私の心をくらくらにさせて
淡い夢を見せてくれる
ぽかぽかの陽の光は
私を指してじっと見ている
私を突き刺し、
射抜いては
「お前なんだぞ」と私に浴びせる
眠れないのだ。
夜ふと空を見上げようとしても
春の風が空をかすめとって行ってしまう。
淋しいものだ。
暖かい風はいつも
私を私の世界へと誘ってくれるけれども
それは時折、私を孤立させるのだ。
誰もいない静かな世界。
私しかいない私だけの世界。
愛しい君をも引きつけようとしない世界。
ひとりぼっちの世界の中で、
私はようやく眠りにつくことが出来るのだ。
風が作った偽の夜空を見つめ、
ありもしない星を
解ったようにつむぎあげ
そのうち飽きて眠ってしまうのだ。
独りは好きだ。
自分しか話し相手が居ないのだから、
自問自答をしているうちに眠りにつける。
誰かといることも好きだ。
私の手を握りしめては、
優しい言葉を呟いて、
明日は何をしようか なんてことを話しながら、楽しい夢の中で眠りにつける。
独りは嫌いだ。
どこまでいっても誰もいなくて、淋しくなってしまうから。
風に溶けて私ごと居なかったことにしてしまうから。
誰かといるのは嫌いだ。
ずっと他人に尽くしていなくてはならない。
・土砂降りの帰り道
今日は風の強い日でした
窓ががたがたと歌って、
春嵐だと教えてくれました。
それから授業を受けて、ご飯を食べて、授業で寝て、帰りの時間になりました。
先生に相談したいことがありましたが、
先生は忙しそうだったので、帰ることにしました。
世に言う無駄な自己犠牲です。
傘をさして、帰りました。
・これから受験です
心臓が口からとび出てきちゃいそう。
きっと潮の流れでこの言葉が届くのは受験が終わってちょっとしたくらいの頃でしょうから、この小瓶を備忘録にでもしようかな。
これから受けるのは私立ですから、
気楽に受けようと思います。
どきどきしちゃう、
恋かな。
・神様や天使の電話番号を知っていませんか
神様や天使の電話番号を知りませんか?
願い事をしたい訳ではなく
ただ問いたいのです
なぜ私は未だ生かされているのでしょうか?
・あたし性格悪いから
私性格悪いから、
たまに「あぁこの人頭悪いんだな」と思うことがある。
勉強の話じゃなくて、もっと深い頭の話。
「あぁこの人人の気持ち分からないんだな」とか、
「あぁこの人今なんの話してるのか分かんないのに首突っ込んでる、頭悪いな」とか。
人の粗探しが前より上手くなってしまった。
自分のこういうところが嫌い。
なんで人が頭悪いか分かるかって
だって私も頭悪いから
「あぁ、この人私と同じことしてる頭悪いな」
って、思うの。
実はこれ以外にも保存してある小瓶はいっっっっっぱいあるんですが、
黒歴史すぎていの私のメンタルでは晒せません。
生涯厨二病を貫きたいですね。
以下、近況報告です。
先日は、
自殺未遂をしました。
それで、精神科に
連れて行かれて、適応障害と診断されました。
先生は、早いところ学校に戻ったほうがいいと言っていますが、
学校側は帰ってこなくてもいいから家でゆっくりしてろと言っており、
今私はどうしようねって感じです。
うつかどうかを見るアンケートみたいな、
有名なテストも受けたところ、
軽度うつでした。
新しい環境で疲れて、一時的になったものだろうということで、
診断書には適応障害とだけ書かれました。
先生曰く、
私が物心ついたときからずっと死にたいのは、
脳の炎症によるものなんだそうです。
たぶん、今の私は元気です。
心配しないでくださいね。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください