小さい頃から不幸だった。家も貧乏だった。なんで生きてるんだろう?よくわからなくなってきた。本当に不幸だった。学生時代を思い出すと私を理解してくれる優しい先生も居たが大体は依怙贔屓をされ酷い扱いを先生から何度も受けた。数学担当の眼鏡の男性教師に頭を2発グーで殴られた事、家では父親に頬を2発殴られた事、一生忘れないし恨み続けるから。父親は数年前に亡くなったがもう悲しいとか思わない。もう二度と夢にも出て来てほしくない。最近ではちょっと自分の思考が可笑しくなってる事に気付いた。他人の、裕福な人の不幸が面白くて仕方ないのだ。これは不味いと思ったけど、でも気分が少し楽になったのは確かなのだ。
ああそうか。わかった。私は身内も他人も本当は好きではなかったんだ。私を優しい人間だと言う人も居たがもうそんな損な役割は棄てよう。そうだ。私がそうされたように他人や身内にも冷たくしよう。そうしよう。