自分を偽るしかない。だれも信用できない。誰かの期待に応えるためだけに今、生きている。僕は、周りの人からの期待がなくなったらどうなってしまうのか、毎日おびえている。いつかみんな僕を捨てて一人にするのではないか。親さえも僕を見てくれなくなる日が、来るのではないか。怖い。友達が怖い。いつか裏切ってきそうで怖い。今はよくてもそのうちきっと、、、。
怖くて仕方がない。何にもすがることができなくなっていて不安定な自分が、何をしでかすのか怖くて仕方がない。
結局のところ愛情不足だったのだ。考えに考えた答えがこれでは少し困ってしまうけれど、でもきっと原点はそこだ。
毎日怒っていた父と母。家族全員壊れかかっていた。今になって分かったことだけど、両親が離婚してれば幸せだったかもしれない。
毎日静かに過ごさないといけないなんて、つらい。ピアノも弾かせてもらえない。食事中にしゃべることも許されなかった。
テレビもイヤホンで聞く。遊びにさえ行ってはいけなかった。なぜそこまで僕たちを苦しめたいの。
だったら殺してほしかった。そしたらいじめられなくて済んだのに。笑えるようになってたかもしれないのに。苦しまなくてよかったのに。
幸せになりたいよ