自分は嫌な子です。駄目な奴です。
貴方の歩みを、上手に喜べない。
更に更に高い所へと走って行く貴方を見て、
嬉しい筈なのに、「それ以上、進まないで欲しい」と思ってしまう。
きっと自分の心には、嫉妬だの不安だの、碌なもんじゃないモノが沢山渦巻いてしまっているのでしょう。
喜ぶべきときに、貴方の目の前で、自分は笑えていたのでしょうか。
手向けには、厭味ったらしくフリージアでも贈りたいところですが、
季節じゃないし、よくよく考えれば花など貴方の柄ではありませんでした。
それに、出来るだけ貴方がずっと使ってくれるものを。
何か、形として残る物を、贈りたいのです。
いつになるか分からないけれど、貴方に追いつく、その日まで、
貴方と自分との間に、ごく細い繋がりでも残したい。
追いつける日が、あるのなら。
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ななしさん
あなたの中には羨望や不安が渦巻いていて、大切な人を手放しで喜べないんだよね。
今はキャパが小さいけれど、いつか拡げられる、拡げようという宣言に聞こえました。
ちゃんと嫌な感情も拾えるんだもの。
きっといつかは、という願いは叶えらるんじゃないかな。
自分のペースで行きましょう！
冬
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