私の憧れの女性の先生は、お上品です。
先生は、他の先生と楽しそうに歩いていらっしゃいました。職員室に着いた時、丁寧に戸を開けて、「どうぞ」と。
うわぁ、あんなにお話しに夢中になっていても、相手への気遣いがパッとできるのかぁ、と、驚きました。
無性に真似してみたくなって、戸を開けてみたけれど、音が大きくなったりして、そっと開けるとゆっくりすぎる。
なんで?
なんだろうな、何が違うんだろう。
練習が必要なのかな?
開けたらどっちに行くんだっけ、「どうぞ」の時の手の形はどうだっけ、表情は、戸の閉め方は?
うーん。
あれが出来たらすごく素敵なのに。
最近、考えること。
個性という言葉が、雑に扱われること。
個性は大事!ってみんな言う。
でもそれは、自分勝手とは違う。
自分らしさで、他人を傷つけたらいけない。
「何でも正直に言っちゃうんだよね」
それで傷つく人もいるかもしれない。
「だいたい合ってればいいでしょ」
3分遅刻してもいい理由にはならない。
けれど、お世辞がほしいわけではなくて、完璧を求められたいわけではない。
どっちが正しいのか、正解なんてないのか。
とりあえず、わからないので、私はほかの人の素敵な所を取り入れたい。
人としての土台を丁寧につくってから自分らしさでデコレーションするんだ!
だって、美味しい卵を使ったら、卵焼きもスクランブルエッグもプリンも美味しくなるでしょう?