人のこと、やっぱり、好きじゃないと思って。
正確には、人と関わることで生まれる自分の感情や思考が、好きじゃないのかもしれない。
それでも
孤独のままじゃ救われないような気がして、誰かと関わってみようとしている。
心の中に、心無い言葉が浮かんで。
それを隠すように
優しいと思える言葉を紡いだ。
返ってくる「優しいですね」の言葉を否定したくなるのは、他者に届いたその優しさは〝私の作り物〟だと考えるから。
さらに、そんな冷たい考えを否定するように
「ありがとう」という感謝の言葉で、心の中を温かくしようとした。
人と関わらなければ
自分の中だけの話なら
生まれる感情や思考を全て肯定していいと思えるのに。
他人の中では「きっとそうじゃない」って考えが、吐き出す言葉を偽りのものに変える。
その偽りも、自分の中ではとても大切で愛しいものだけど……
少し、疲れてしまうから。
なにもかも大嫌いで「消えてしまえ」
なんて。
もやもやを、宛メの海へ。
ごめんなさい。
いつもありがとう。
わたしが幸せを忘れないよう、誰かが幸せでありますように。