多分僕は、何か神様の手違いで生まれたのでしょう。
この体には本来違う人が入っていたのだと思うのです。
そうだったらどんなに嬉しいでしょうか。
少しはこれから解放されます。
僕は女の子として生まれて、
そのまま生きていく筈でした。
でも、何処で道が逸れたのか女の子なのも男の子なのも嫌で…
自傷にまで走って、
やっと、小瓶に手紙を入れる事が出来ました。
怖いんです。
嫌われるのが。
愛想を尽かされるのが。
愛されたいんです。
気にして欲しいんです。
心配をして欲しいんです。
どうか僕を助けて下さい。
これが僕が出来る精一杯のSOS。
苦しくて苦しくて、息が出来ないんです。