中学のとき、同級生に自己中な子がいました。私はその子に目をつけられていたのか、その子が日直の時、他の子が黒板に落書きしてもなにも言わないのに、私の時は「消すの大変だからやめてくんない?!」と怒鳴られたりもしました。
部活でも一緒だったのですが、みんながネットを張っているのにもかかわらず、ネットに向かってボールを打っていたり、1人で先に練習していたりなどはしょっちゅうでした。部活中は並ぶ順番が決まっているのに割り込んで先に並んだりと、いろいろ鼻につくところがありました。
そんな感じなのであまりよく思ってない人は、その子を避けるようになりました。私の友達のうち2人はその子と仲良くしていましたが、私はなにも思わないし、口も出してません。(しかし、小規模な学校だったため、実質その2人しか話しかける人はいないような感じでした)
正直いって、私を含め、よく思ってない人同士で陰口を言っていたのは事実です。ですが、その子も私の陰口を先輩に言いふらしたり、やってもいないことを先生に言いつけたりしていました。私よりひどくないですか?
また、もともと私がその子に敵視されていたため、黒板の件のように、理不尽なことで怒ってきた時、私はしっかり反論してたし、本当に迷惑な行為は注意してました。その度その子は不機嫌になったり、怒ったりしていましたが、私も大人ではないので許せませんでした。あくまで対等な関係で、嫌いな人同士だと思っていました。
その子は中学の途中で不登校になりました。その子の不登校は、私たちの陰口やその子を避けたりしたことが原因かな、思ってます。避けると言っても極力自分たちからは話しかけない、話しかけられたら返すくらいです。極力関わりたくなかったので、直接的にはなにもしてません。
その子のお母さんはうちの子が私にいじめられた、とご近所さんやママ友に言いふらしていたそうです。その子が私にしてきたことは帳消しになるんだろうか、とイライラしてきます。
陰口は悪いとこだと分かっています。しかし、陰口を絶対に言わない、なんて人間じゃないと思います。特に思春期のうちは。しかもその子だって私の陰口を言っていたのだから、おあいこだと思います。私は陰口を言われる覚悟があって陰口をたたいているので、なんとも思ってません。嫌い同士のやることなので仕方がないことです。でも、陰口や避けられることが嫌で不登校になるなら、最初から自己中心的な行動を控え、人に突っかかることをしなければよかったのに、と思います。自分の行動に責任を持つことができていないのではないでしょうか。
私はいじめではないと思っています。自分が可愛いだけなのでしょうか。時々このことを思い出して、罪悪感に駆られます。いじめではないと思っていても、私が原因で不登校になったのには変わりありません。だからといってごめんなさいという気にもなりません。複雑な感情で気持ちが悪いです。