ネットで知り合った5つ上の同性の先輩
友達みたいなものだろうか?
もう2年の付き合いになる
関係が途切れるわけでもなく、私がそのSNSを辞めても
なんだかんだ連絡を取ってた
てか、むこうから取ってくれてた
私も、LINEを変える時、前もって連絡先を聞いていた
自分にしてはこの行動は非常事態で んなことまずやらない
イレギュラーなことだった
人付き合いも恐らくそれなりに希薄な方で
人とも一緒になにかを基本楽しめない性分なのに
その人は嫌に思わなくて気づけばそれなりの時間がたっていた
誕生日にプレゼントとか、なんか手作りのピアスとか送りたい
そんな話をするものの、ずっとやってこなくて
無論 向こうは話や気が合うものの、一応未成年な私を考えて距離を取ってくれていた
なにか送る時も、匿名でだったりLINEギフトだったり工夫をしてくれる人
私が成人して1年、向こうの住所を教えてもらった
その時、本名を見てものすごく心がざわめいた
一気に頭の中がざわざわと騒ぐようなそんな急な強風が吹いて草木が音を鳴らすような、
確証たる感覚が脳裏を走っていった
私はその名前を知っている気がする
はじめて知るはずなのに、この字面も
その名前も知っていた気がする
その珍しい苗字を知っている
その名前も、なぜにもこんな既視感があるのだろうか
男性にはよく見る名前だけれども女性には見ないその特徴的な文字
不思議で仕方なかった
気が合う人なんていない中、最初の頃 会ってすぐ仲良くなって
なんでその名を私は知っているのか、訳が分からず ただ「知っている」って気持ちだけが
前へ先行してどうにもならない気持ちになった
こんなことがあるんだなって
デジャブは体験したことあるけどあれは後からになれば自覚できる
でも今回ばかりはどうも分からない
たくさん自分を疑ったけれども、どうもそれも答えには行きつかなかった
身の回りに似た名前がいないか探した
今までの学生時代のクラスメイト、
街中にある選挙のポスターやチラシ、芸能人の名前、
そもそもが珍しい名前だから被らない
てか この現象に名前は付かなくていい
もうずっと私の中で不思議なままでいい
分かってしまったら魔法が解ける気がする
もうすぐ、向こうに郵便物が届くはず。
その時に相手も私の名を見て、
「知っている」って気持ちが湧いたら、
もし湧いたら、
面白い世界に生まれたなって思えて、多少は生活が色づきそうだなとか、
そんな事を思っている
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