同じことを繰り返されても繰り返されてもそんなのとっくにわかってるんだよ。
それでもできないからこうなんだろ、頭ではわかっているのにできないって感覚、店長にはわからないんだろうな。
理解してないと思われているから毎回言ってくるんだろうな。「あなたに期待しているから毎回言うんじゃないの?」そう言う人も居るかもしれない。そうかもしれない。でも言われるたびに声のトーンが、雰囲気がイラついているのを感じてしまうから、ピリピリした空気を感じてしまうのが辛い。動きが固くなって顔色を伺う行動を心掛けるようにしてまたミスをする。
「できていなければ理解していないのと同じ」そうだと思う。そうわかっているからできない自分が嫌いで苦しいんだろ。
読み込み中の画面の時に遅いからって何回も再読み込みをしても結果遅くなるでしょう?それと同じなんだよ私は。読み込み中だから、何度も言われると萎縮しちゃって逆効果だから、お願いだから言わないで。大きな音を立てないで。
忙しい職場だから面と向かって辞めます、って言う機会もない。惰性と勇気のなさで続けている。多分、辞められない。店も私が時間と規則は守るせいで辞めさせられない。一歩を踏み出す勇気が無いせいでどっちのためにもならない。
これから先、何があっても一生怒られたくない。傷つきたくない。とんだわがままだけれど。
傷付きやすい人だけの世界で過ごしたい。人の痛みを知っている人だけの傷付かない世界。
あたたかなパンとスープを分け合って少しずつ食べながら同じ寝床で眠る。
言葉が、感情がどれほど人を傷つけるか理解している人の世界。
この言葉は気休めだけれど、それでも誰かとの繋がりや救いになればいいな。
私にとってそれが救いになるから。
おはようは来てしまうけれど、今だけはおやすみ。