私には、中学の頃からのたった1人の友達がいる。
きっと彼女は私のことを純粋に好いてくれてて、だから一緒にいてくれる。
でも、私は真逆で曲がった感情しか持てない。
彼女が憎い。憎い程に羨ましい。
彼女が嫌い。嫌いな程に大好き。
私が男子だったら、きっと執着して彼女を檻の中に閉じ込めてしまったかもしれない。
そして狂愛を、憎悪を向けていたかもしれない。
そしたらきっと彼女は、私を否定するかな?それとも、受け入れてくれるのかな?
今日だって、こんなにひん曲がった仮面の外の私を目の前にして、彼女は「私たちって似てるね」って言う。
実際は天と地、光と影、そんな相反するものなのにね。