夫と小学生の娘の三人家族です。
夫婦とも高学歴で安定した収入があり、経済的にも余裕がある方だと思います。
一人娘は私立で、親が言うのもなんですが活発で聡明な感じです。夫婦仲もいいです。
ワーキングママですが、子育てに理解のある会社で周りのサポートもあり、子育てと仕事の両立が大変と感じることもあまりありません。
私はとてもとても恵まれていると思います。幸せを感じることも多いですが、ふと生きるのが面倒くさい、いき苦しいと思うことが最近増えた気がします。些細なことですぐ娘に怒ったり、怒鳴ったりします。すごくいい子なのに...
学校や学童、習い事などで先生や他の保護者と関わるのが面倒で仕方ないです。苦痛です。
面接くさい、面接くさい、全てどうでもいいと叫びたくなります。
道路で子供を遊ばせている近所の人の家の前を車で通る度にイライラして、いつか誰かの車に轢かれて死ねばいいのにと思ってしまいます。そんなことを考えてはいけないと頭の中では分かっていますが、心の中の黒い感情を抑えることができません。
心はゲスなのに人前で常識人ぶってる自分が気持ち悪いし、息が詰まります。
ふと、生きるのが面倒くさい、死んだら解放されるかもと思ってしまう時があります。竹内結子さんの気持ちがわかる気がします。
演じてる自分に疲れてきました。かと言って全てを曝け出す勇気もありませんが。
心の病気のような気がするけど、受診する勇気もない臆病者です。
未来のことを考えると、今は幸せでも結局右肩下がりになると予想出来てしまう状況だからじゃないですか。
幼い頃にドラえもんが優しく教えてくれた明るい未来、それと今は全く違います。
それにどっぷり漬かって育った大半の大人達(私も含む)さえ今だに(金になるからと)都合の良いストーリーを子らに延々見せています。
ある意味私は「優しい大人が作った優しい嘘にすっかり騙されて大人になった」ので、その怒りの矛先をまさかフィクションのドラえもんに向けることなどできませんから、現実の人達に向くしかないんだと思います。
「(何もせずに)ロボットが自動で未来からやってきて、いつでも便利な道具で助けて貰える少年と彼の幸せな未来を担保するドラえもん」を親子2代でがっつり見せられては「こんなはずじゃなかった」と思う人が量産されてもおかしくないんじゃないかと思います。
個人的に、私達が無宗教でいられるのも「無意識が(幼小期から延々見せられた)ドラえもんをすっかり信じ切っている」からではないかと思ったりします。