人に感謝ができません。
感謝というよりは、申し訳ない気持ちが先走ってしまうからです。
私はもうすぐ中学を卒業します。そこで先生に言われた言葉が、「保護者や先生への感謝を忘れずに」でした。
もちろん感謝はしています。私をここまで育ててくれた親、励ましの言葉をかけてくれた先生方。感謝はつきません。
ですが感謝と同時に、申し訳なさが募っていくのです。
私が生まれてこなければ、私を育てる必要も、励ましの言葉をかける必要もなかったのです。余計な手間が減ったのに。
私が生まれたせいで、育てなくてはいけなくなり、言葉かけをしなければならなかったのです。
私さえ生まれてこなければ、そんな気持ちになってしまうのです。
人は誰かに助けられたとき、救われたとき、お世話になったとき、相手に感謝をします。
ですが私の場合は謝罪が飛び出してくるのです。
助けさせてすみません。救わせてすみません。世話させてすみません。すみません、すみません…。
その言葉は「生まれてきてすみません」というネガティヴ発言の頂点を生み出します。そしてまた周りを暗くしてしまうのです。
人様に素直に感謝できない上、生まれてきてすみませんなんて馬鹿みたい(と言われますが)なことを考えてしまうような私はこの世界からいなくなったほうがいいのかもしれません。
ですが、それは怖くてできないのです。弱虫ですね。すみません…。
なんだか上手に書けませんでした。突然ですが、ここで失礼させていただきます。
ここまで読んでくださった方々に、感謝と謝罪を申し上げます。