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大学病院にて。生まれて初めての手術を受けることになった。そんなはなし。

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僕の現在位置です

紹介状持参で大学病院へ行ってきた。
暑かったのと検査が多かったのとで、心身疲弊。

前回2年前だから、診察券あるけど初診扱い。
眼科の予約時間の40分前にカウンターの発券機の紙を取って待ってたんだけど、全然呼ばれる気配がなく。
診療申込書とか診療情報提供への同意とか、いろいろ書き物があるからただでさえ時間かかるのに、対応の職員が少なくて人流をさばき切れてないからカウンターがカオスな事態に。
「なんでこんな前時代的なことやってるんだろう。人の使い方が下手だな」そんなことを思ってしまった。
結局、眼科の受付を通れたのは予約時間を20分も過ぎてからだった。

眼科エリアに入ったあとは、診察までの時間にひたすら検査メニューをこなす。
なぜか眼圧測定がうまく行かず、何度もリトライ。
矯正視力が落ちてることは紹介状の中の診情に書いてあったのだろう、視力検査はスキップして乱視度数だけ見た。
散瞳して暗室へ。OCT・OCTA (OCT angiography)・カラー眼底撮影を一通り終える。

そこから待つこと1時間、診察室に呼ばれた。
検査メニューの結果を教えてもらって、治療についての説明を受ける。
「やるかやらないか、と言えばやったほうがいいと思うけどね。ご本人としてはどう?」
「再発回数が多いので、網膜がダメージを受けている累積期間が相当程度長いと思います。経過観察中に悪化すれば、また網膜が影響を受けますよね。これ以上の経過観察はベネフィットよりもリスクが上回ると考えています」と答えた。
「なるほどね。じゃあ、やる方向で考えよう」ということで、手術前の評価に必要な造影検査の手配をしてもらう。

その後、看護師からもう一度説明を聞いて、同意書に署名捺印してから処置室へ(シヤチハタ持ち歩いてるとこういう場面で役に立つ)。
2年前に主治医と話したときにも伝えてあったはずだけど――FAやると吐いちゃうんだよな。2種同時造影じゃなくてICGAだけにしてほしい。
少し心配になって看護師に伝えると「『他院FA施行時に悪心嘔吐あり』って書いてあるよ。今回はIAのオーダーしか入ってない」と言われた。
あぁ、確認してよかった……。

ラインを取るのに針を留置して点滴する。
散瞳の目薬が回って、視界が眩しくてぼやけてるから点滴バッグに貼ってあるオーダーの紙が読めないけど、きっと生理食塩水だよな。
そのまま暗室へ入って検査医と対面、丁寧な説明を聞いた後にインドシアニングリーンを静注。
若干、体内が熱くなってくるのを感じながらも、網膜画像の取得は淡々と進んでいく。

行程の所々にクールダウンタイムが挟まって、その間は検査医との雑談を楽しんだ。
検査機器や撮像の仕組みなどを教えてくれた(なかなか聞けない話)。
15分のタイマーが "Time is up!" となり検査は無事に終わった。
この検査医とは今回初めて会ったんだけど、常にこちらの不安を減らす配慮をしてくれたし、「おぉ、いいですねぇ。実にきれいな画像が撮れております。こういったタイプの検査機器には慣れてます?」なんて声掛けしてくれるから、僕も病院勤務者として勉強になった。
丁重に御礼をして廊下に出る。

自発蛍光眼底撮影のプロセスでかなり明るい光を浴びたから、腰掛けて目を閉じて2~3分休んでた。
そして、席を立とうかどうしようかと思った瞬間、腕にヒヤッとする感覚があったので見てみたら。

 「!」

穿刺部位から血が噴き出して腕を伝い、滴っているではないか……急いでそのへんにいる看護師を呼んで、ぐるぐる巻きに止血してもらった。

オーバーサイズのTシャツを着てったんだけど、ピューと出てきたところに袖口が触れて真っ赤に染みてしまった。
お気に入りのアイボリーのやつなのに……。落ちるかな……。
針を抜いた左腕を下ろしてたせいか、あるいはライン確保が上手うますぎたのか。

ふたたび主治医の部屋へ。
水が相変わらず溜まってるし、造影したやつを見ても漿液の漏れが分かるので治療が適応になるとのこと。
とりあえず僕ができる範囲で調べる中で発生した疑問とか、薬の相互作用とか、手術のリスクとかも納得したうえで日取りを決めた。2週間後。
受ける予定の手術は、網膜を再生させたり変視症を治したりするわけじゃなくて、今より悪くならないようにするための温存的療法。
主治医もその点強調してたけど、率にして70%近くの患者は手術前後で「視力不変」という追跡調査の結果が出てる。
もし回復することがあれば御の字だ。

しかし、効率最優先になりがちな大学病院で、こんなに診察に時間かけてくれる医師もなかなかいない。
15分は話したと思う。
主治医は、PSD (pachychoroid spectrum disease, パキコロイド周辺疾患) の研究・治療の第一人者で、世界的にもプレゼンスがある。
巡り合わせに感謝。

手術のあとは光過敏症が起きるから、数日間は部屋の中でも遮光が欠かせない。
入院も勧められたけど、いろいろ準備やら何やら苦痛になるとメンタル面によくないので自宅療養にした。
完全武装で街歩いたら通報されそうだし、帰りはGoでタクシー呼ぶかな。超ロング客じゃん。うひゃ。

P.S.
お気に入りの👕のその後:

冷たい水で揉み洗い
 ⬇
酸素系漂白剤を塗布
 ⬇
弱アルカリ性のヤシノミ洗剤を塗布
 ⬇
おしゃれ着コースで1回洗濯

これでスッキリ落ちました🌞
やっぱり AQUA の洗濯機は優秀よ……さすが元・三洋電機、「洗いのプロ」を自称するだけのことはあるなぁ。

♪LOVE AND NOTHING LESS (featuring Lalah Hathaway & Grégoire Maret) / 松居慶子

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