あー、ね。それわかりますわ。
埋まらないよね。誰と何をしてても。たぶんね、出会えてないんじゃないかな。あなたのその穴、凹み、歪み、治っちゃうようなお相手と。この世界は広すぎて選択肢がありすぎて、個人の人生くらいの時間ではなかなかそういう相手に出会ったりまたは育てたりするのには間に合わないんじゃないかなぁ。
忙しいですもんね、それか疲れてますもんね…
同士の私にはあなたに適切な言葉をかけてあげられないけれど、ここにもいるよというのは感じてほしいな。あとはそうだなぁ、せめてあなたが誰かにあなたが求めてるものをあげてみたらいいのではないでしょうか?相手の心の穴を埋めてあげられる可能性のあることをしてみるとか。
成功するとは限りませんし失敗のほうが多いかも知れません。でもあなたが仰るように人を愛せるなら、もしかしたら、受け取る側よりもご自身の心の穴も治すことができるかも知れません。それか、いっそ砕いてそのカケラで美しいものを作るのもいいですね。私の好きな人はそれをDIY精神と呼んでるようです。
私自身はですね…たくさんありすぎてどれも選べないしどれも選べます。愛するってどうすればいいかわからないのです。全部コピー、模倣、偽造、嘘、そして真実にもできる。人真似ばかりを繰り返して今に至ります。オリジナルはなんだったのか、どれなのか、見て見ぬふり、瞳を閉じ耳を塞ぎ感覚を閉じて引きこもってます。知りたくないのです。オリジナルの真実はとても辛くて悲しくなると知っているから。私は自分が大事です。心と身体、できることならどちらも護りたい。
あなたはどうですか?
心が壊れて、身体が死んでしまうような真実を知りたいと思いますか?
私は私を生かしたい。
それは義務でもあります。
そのためなら、誰であろうと何であろうとこの手を汚します。
私を守るためならどんなことでもできるんです。
それに比べたら、あなたはバランスをとろうとしてる。相手も愛したいと願ってる。
きっとそのままで大丈夫です。
いつかあなたのその心の穴が埋まることを願います。どうぞ美しい大人になってください。