精神科、心療内科選びで、自分の症状をよくわかる精神科医を選ぶこと、入院が必要なケースは、入院設備があるところにする、というセオリーがある。
これまで転院経験はある。2回、主治医の休職にぶち当たるという高確率。それだけ精神科医のストレスは大きい。
どちらも入院設備のある病院で、患者には主治医が体の病気で入院と告げられたが、最初のお医者さん(院長だった)は、その後私が転院した病院に、精神科医として勤務するようになった。
患者に不安を持たせないよう、休職の理由をごまかすのは、常套手段。
私は入院経験がない。入院設備の有無は気にしない。
問題は症状。発端はうつ病で服薬治療のみだったのが、ある出来事に遭遇し、記憶障害が生じた。
記憶障害で多いのは、解離性障害で、臨床心理士やソーシャルワーカーが不可欠になる。私のは大きい意味では解離ではあるものの、現実を見失わない。
精神科医で、解離障害を本当に見たことがある人は少ない。症例として知識にあるもの、解離障害と言えば、多重人格であり、私はそれではない。
ごく最近、新しくできた病院にて、その話をしたところ、少しも理解されない。他の精神科医は、理解できない時、患者の話に嘘はないか、誇張はないかなどを掘り下げるか、別の視点で問題の出所を模索する。患者には親身に話を聞くように見せるものだ。
新しい病院の医者は、薬や症状に慣れていなかった。記憶障害について、理解を示そうともせず、患者稼ぎにしか興味がないのが伝わった。
長く受診するにあたり、自立支援医療が関係する。それがあれば1割負担、なければ3割で、初診で5千円以上かかった。
簡単に、ドクターショッピングできる金額ではない。
A
役所から紹介された病院は、午前のみ受診、ソーシャルワーカー在籍。入院設備あり。複数担当医が存在する。
B
別の病院から紹介された、オンライン診療可のところは、個人病院。入院設備なし。
どのぐらい担当医に知識があるか、患者を診る気持ちがあるか。そんなのホームページでわからない。経験値などは、精神科医はいくつかの病院にて、勤務経験があり、その間にどんな患者を診たのか、それに尽きる。
数が多いとされる、統合失調症、うつ病、双極性障害なら、基本、どの医者だっていい。体質と薬の組み合わせは、過去の他の医者がいくらでも情報を出している。統合失調症では、入院が検討されるため、入院設備のある病院に回すのが通例である。
私の記憶障害は、大きなストレスの結果であり、自分でそれを嘆く時期はとっくに過ぎた。嘆いて、過去が変えられるわけではない。自分のせいだと思い続けるほど、視野は狭くない。
受けた打撃の後遺症だけが残り続け、ふとした瞬間に、遠い過去に戻る。
うつ病と同じ薬が処方されるだけ、薬だけもらうなら、理解を示さない新しい病院でもよかった。
この病院は嫌だ、通えないと思ったのは、横柄な医者の態度だった。
患者数を増やしたいなら、その態度やめろと本当は言いたかった。精神患者が非常に悩むのは、自分の怒りを相手は精神障害のせいにする可能性だ。
この場合も、自分の知識がお粗末なのを棚上げして、そうすると思うから、不満は言わずに出た。
お試しの費用はもう出せない。出せなくはないが、不快な思いをして、5千円以上払うのがばからしいと思うのだ。
病院の規模で言えば、A病院が妥当である。でも午前のみで、ソーシャルワーカーがいると、ほとんどソーシャルワーカー任せになる。過去そういうところにあたった。
A病院とB病院はあまり離れていない。これまで一番長く通ったのは、個人病院だった。そのお医者さんと相性がよく、お医者さんの患者への向き合い方が非常に良かった。そのお医者さんですら、患者に突然襲われるということがあった。
患者の逆鱗はどこにあるのか、想定できない。
嫌なら転院すればいいものを。
私は主治医に怒りを見せることはない。原則、主治医が言ったことに従う。
要するに、理解されなくていいから、薬を正しく処方してくれたらいい。時折襲われる気分の波を、控えめにしてくれ、定期的に診察してくれたらいい。
今のところ、どちらにすべきか決めかねている。うつ病が治っていない時に、記憶障害になり、それをどうにもできないことは、十分わかっている。
感じがいい医者か、というのは、会ってみないとわからない。
わからなくても、選ぶなら、ホームページの医者の文章を読んで、人柄で決めるのも一つ。
精神科医とは、一度は挫折経験はしているものだ。自分の経験したつらさは理解できる、自分が経験していないものは理解できないのは、精神科医とは言えない。自分の経験で、つらさは人の目にはうつらない、言葉がすべてではないことを学んでいるかどうかだ。
結局、ホームページや口コミはまったく参考にならない。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
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