自分なりにこれまで生きてきて23年,これでもかというほど何度も何度も辛酸をなめ,それを少しずつ生きる力に変えてこれたこと,いまとなっては誇りに思う.ひたすらまわりから「キモい」だの「死ね」だの言われ続けた小学生の頃,同級生や先輩だけでなく先生からもいじめられた中学生の頃,大切な人を亡くし,枯れるほど涙を流した高校生の頃,受験に失敗し進学した大学で再び仲間外れにあい生きる意味を問い続けた大学生の頃,そして希望をもって進学した大学院で研究と人間関係の問題で苦しみ体と心を壊した大学院1年生の頃.すべての経験がいまの自分自身につながっている.本当に少しずつではあるけれど確かに強くなれている気がする.人間という生きものが持つ醜さと心の温かさも少しばかり知れた気がする.ありがたいことではあるがまわりの人間には僕のようなつらい思いをしてほしくない.当時の僕からしたら少なくとも死にたくなるくらいには苦しかったから.僕がいまここに生きていること自体が奇跡なのかもしれない.
このお手紙を読んで、「生きていてくれてありがとう。 」とたけさんに伝えたくお手紙を書いています。
私も虐めを受けたことで人間不信に陥った時もありますが、たけさんは私よりも想像を絶する辛さをこれまで味わってきたのでしょう。人間関係で苦しみながらも、「まわりの人間にはつらい思いをして欲しくない」と書けるのは凄い事だと思います。上記のような経験をしながらも、温かい心を持てる事はもっともっと誇りに思って良いと感じました。
辛くても辛くても前を向いて生きているたけさんは本当に強くお方ですね。私も勇気を貰いました。
生きてる限り辛い事は必ずありますが、これからも頑張って生きていきましょう。そして辛い事以上に楽しい経験もしていきましょうね。