こんばんは
僕は同性愛者の学生です
また宛名のないメールを
送らせていただきます
過去になっていくことが
僕はとてもこわいです
別れた日から何度も何度も
忘れてしまいそうになるよ
彼女の中から僕が
愛し合ってた日の僕が
消えてしまうのと比例して
僕の中からも愛し合ってた
あの日の彼女が消えそうで
過去になんかしたくない
でも愛し合ってた日は
もう過去でしかないの
彼女に言われたら
全部過去にしなきゃいけない
そう思った僕は記憶した
思い出に鍵をかけたけど
鮮明に思い出すことさえ
不可能になりそうだったから
「 過去なんだから 」
彼女と久しぶりに会ったとき
僕は消えてしまうと感じた
何度も今の彼女に会うたび
愛し合ってた彼女が消える
悲しくて辛いことだから
鍵をかけて記憶した
どうってことのない日常を
彼女と過ごした時間は
いつだって宝物だったから
女々しいことは承知してる
でもそれくらい愛してる
過去にしなきゃいけないと
いけないのでしょうか?
でも過去も残酷なこと
彼女との交換日記で知ったから
僕はどこを過ごしてるのかな?
ずっと愛し合うなんて
できないのに
過去の僕らは誓い合った
なんて残酷な過去なんだ
…今でも僕を愛してますか?
過去は愛してたなんて
かなしいこと言わないでよ
あなたは過去をどうしてますか?
僕は捨てたくて捨てられなくて
泣きながら抱えています。
乱文失礼しました
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ななしさん
鍵をかけておく。
それで、ずっと奥の方にしまいこむの。
かさぶたって何だか無性に剥がしたくなるよね。
剥がせばまた傷口が痛むのに。
わかってるのに。
鍵をかけてしまいこんだ思い出を、時間が経った頃にふと覗いてみたくなる感覚に似てると思う。
覗いて思い出して傷つくのもわかってるのに。
そうやって生傷とかさぶたを行ったり来たりしていくうちに、気づいたら傷が治ってるんだよね-。
今すぐに忘れるなんて出来ないよね。
傷だって、すぐには治らないよ。
泣いて抱えて、それで少し落ち着いたら、離れたとこにしまってみて、たまに思い出してちょっと苦しくなって、またしまってみて、繰り返すうちに心の整理がつくはず。
時間が一番のお薬。
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