小瓶主さんからのお返事
私の友人が痴漢された時、犯人は気持ち悪くておぞましくて死ねばいいと思いました。
でも、ある凶悪事件で「死刑になりたくて人を殺した」という犯人がいた時に、「この犯人は死んだらもう楽になれるんだ。被害者の遺族は苦しみ続けるのに、そんなのおかしい」とも思いました。
結論からいうと、犯罪をおかした人は、生きることこそが償いになると私は思います。
好き勝手やって死んでサヨナラ、なんてそれこそ反省もない、卑怯なことです。
誰かの大切な人を傷つけることがどんなことか。
自分の大切な人が、自分の浅はかな行いのせいでどうなるか。
社会から向けられる視線で痛感して欲しい。刑務所などより、そういう不自由さや冷たさこそが本当の罰なのです。
今は情報化社会です。住まいを移しても周囲に知られる人が非常に多いそうです。最近だとコンクリ事件の犯人達が特定され、名前も拡散されました。結婚もしているそうで、奥さんの実家、子供の通う幼稚園や習い事なども出回っています。示談で済んだ交通事故なども知られるケースはあるとか。だから逃げる、逃げられるという選択肢は最初からないと思いますし、正直、それを考えている時点で反省の念は薄いと私は感じてしまいました。
全国があなたの監視員です。襟を正し、傷つけた人に法が定める限りの償いをし、傷つけた人数の10倍、100倍の数の人に惜しみ無い奉仕をして下さい。それを生涯続けることに懸命になるなら、もしかしたら支援者も出るかもしれません。