痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。
腕が痛い。それは一瞬の痛み。
それよりも心が痛い。ずっと続く痛み。
それと同時に心が空っぽになる。
何をしても埋まらない。
自分を痛め続けたい。
痛いのは嫌い。
でも気持ちいい。
涙が急に出なくなる。
突然笑う。
そして表情を無くす。
どこにも居たくない。
助けようとしてくれる人も遠ざけた。
近づかないで。
これ以上心に踏み込んでほしくない。
私の外側を歩いていてほしい。
中に入らないで。
傷つけちゃうから。
さすがに傷跡が酷い。でも傷つけ足りない。
素手で痛めつけようか。周りの人に迷惑をかけたり、自分の感情を出すとどうなるか、しっかりと体と心に叩き込まないと。
吐きたいのに吐き気がない。
吐き出したいのに吐き出せない。
苦しいのに苦しくない。
…遅過ぎたんだ。助けを求めるのが。
もう助けは要らない。