人生に色を付けることが怖いと感じてしまいます。
私の人生の到達点が高い山の頂上にあり、たまたま雲が晴れて見えてしまいました。
その美しさに魅せられた以上登ることは必然ですが、到底たどり着けないであろう山の中腹の木々に、自分の色を塗ったところで気休めにしかならない気がします。
生きているからには自分が美しいと思った山の頂上に色をつけたいのに、体力面・精神面でそうできないであろう自分自身の弱さに辟易とするうえに、周りの人達がのんのんと生きているようにも見えてしまいます。
やっぱり幸福だけは、どこにもないのですね。