まだ見ぬあなたへ。
最近笑いましたか。最近泣きましたか。最近怒りましたか。
感情はけして無駄ではありません。だれかを嫌うことも、ともすると死にたいと思うことも。
でも、自分で自分の命を絶つことは本当に賢明なことでしょうか。
四、五年前(中学時代)から、俺には性に対する違和感がありました。初めはレズビアン寄りのバイかと思いました。高校に入って、中学時代の同級生と付き合いました。二人ともまだ幼くて、互いにいっぱいいっぱいで共倒れしそうでした。
結局、彼女の浮気性のために別れました。彼女と付き合っていた最後のあたりから、俺は自分が女性じゃないのではないかと疑い始めました。
女性が好きです。それが、女性としての感情ではないような気がしてきたのです。もともと男の子っぽいと言われることがあり、それまではそれを否定してきましたが心のどこかではそれが嬉しかったのではないかと思いました。
今はFtM(男性)寄りのFtX(中性)ということにしていますが、本当は未だに自分の性別が分からずにいます。性別が何なのかも、俺にはよく理解できません。社会にはどうしたって必要で、俺は女性ではいられないと思う癖に中性か男性かはどちらでもいいと思うんです。
これでは生きてゆけないと思いました。家族とも不仲で、彼女にも結局違和感を言い出せないまま別れ。
もともとはっきりと病院で診断を受けたことはありませんが精神的に不安定になることが多く、高校が嫌いなのに加えこのようなことがあって何度も死のうと思いました。
あのころは日々死ぬことばかり考えていて、楽しいことがあってもその些細なことなんて塗りつぶされて消えてしまうくらいに辛かった。
けれど俺はいま、生きてみようと思っています。夢もあります。だれかを笑わせるという夢が。
きっかけはなんだったか覚えていません。
けれど今はたしかに、今よりはもっと長く生きたいし、ばからしいことをたくさんやりたい。
じゃあ人生が楽しいか?と問われると、俺ははいとは答える気はありません。
楽しい人生なんてあるんでしょうか。それは幸せでしょうか。
甘いだけの恋がないのと同じように、楽しい人生なるものも俺はないと思います。
たぶん、以前よりは楽しいと思う日々も、本当は何も変わってはいないのでしょう。
変わったのは俺の方です。
くだらないことに大口を開けて笑うことを楽しいと感じ、この世界のどこかで俺の知らないだれかが命を絶とうとしていることを哀しいと感じる。
そんな当たり前のことができるようになった自分が、以前よりは好きです。
あのころは自分も世界も大嫌いで、『反吐が出そうなほど』すべてを嫌悪していました。
ともすれば彼女すら、その対象に入っていたかもしれません。
でも、いまは違います。
俺は自分を好きになりたくて、生きてみようと思いました。
世界はどんなに残酷で無慈悲で汚れて見えても、たしかにうつくしいのだと思うようになりました。
かといって無条件で自分を愛せるわけではありませんが。
依然として俺は吐き気がするほど自分が厭になることがあります。
どうしたって俺は体は女で、心はそうではなくて、親に愛されているとすら感じられない人間のままです。
けれど、前提に悩んだってどうしようもありません。
どんなに些細なことにだって悩むことはけして無駄ではないと思いますが、前提に悩むことは前進を生みません。
でも、自分がどうしたいのか。自分がそうするために何をしたいのか。自分が何者なのか。
そんなことには、飽きるほど悩んで悩んで、悩み抜きたいと思います。その苦しみはきっと、俺の糧になってくれると信じています。
だれかの笑顔を見てほっとすることも、好きな音楽を見つけることも、本を読んで涙することも、お笑いを見て爆笑することだって世界はうつくしいと思うことにつながっています。
だから、生きてください。
世界はあなたが思っているより優しくて、いつかあなたがあなたを好きになれる日がくるかもしれません。
これをおかしな人の妄言だと思う人もいるかもしれない。俺を独善的だと思う人もいるかもしれない。
それでもかまわない。
おそらくそれは、本当のことです。
これで何かを感じてくれる人がいれば、俺はまた自分を少しだけ愛せるようになるかもしれないから。
あなたの命で、あなたの人生だから。
ほかのだれでもない、あなたのために生きてください。
フランクルの言葉を借りれば、『未来にはあなたに産み出される何かが待っている』のだから。
それを殺さないであげてください。
これはまだ見ぬあなたへ、俺からの『お願い』です。
Laugh at yourself!
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください
ななしさん
ありがとう
あなたも幸せに生きて下さい
ななしさん
電車の中だけど、ちょっと泣きそうになりました。
ありがとうございます。
自分らしく、生きてみます。
ななしさん
私は自分のことが好きじゃないです。でも、この文章を読んで、もう一度自分と向き合ってみようと思いました。
私も家族と昔から不仲で一言も喋らず、友達とも敬遠になってて、今、一人ぼっちです。夢もなければ、才能もない。ただの凡人。正直、何が楽しくて生きてるか分からないです。でも、頑張らなきゃいけないことがあって。最近、諦めちゃおうかなとも思いました。だけど、これを読んで改めて、自分で決めたことだから最後までやり通そうって決心できました。
背中を押してくれて有り難う。あなたの夢が叶うように私も背中を押します。幸せをたくさん見つけて、たくさん笑って下さい。あなたとあなたの宛てメに会えてよかった。
Yukapi
ななしさん
ありがとう
ななしさん
<font color=#ff0000>投稿者さんからお返事きたよ</font><br>投稿者です。たくさんのお返事、ありがとうございました。
みなさんのお返事で俺のほうこそ背中を押されたような気がします。
どんなことがあっても、たった一度きりの人生だから。
自分が見たい景色を見るために、がんばろうと思います。
このメッセージを読んでくれたすべての人が、今日、一度でもいいから笑うことができていますように。
ななしさん
いつか自分を好きだと思える日を待ってみます。
死にたくなったら
あなたのこの文章を思い出してみます
素敵な文章ありがとう*
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小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください