多分、好きな人がいる。
わたしは所謂"オタク"という人種で、
高校生のときから大学4年になるまで、もう8年彼氏はいないし、好きな人もいなかった。
大学生になって東京に行ってからの4年間、ぜーんぶ推しのために費やしてきた。
アルバイトは週7日してたし節約してイベント行ったりCD積んだり。充実してたし楽しかったし人生の9割以上は推しのことを考えてた。
推しのことをどんどん好きになって、そのうち「繋がりたい」って思うようになる。オタクの悪いところだ。
そんなときだった、あの人に会ったのは。
知り合いが紹介してくれた彼は、わたしの推しが出ているあの作品の関係者だった。
嬉しかった。推しと繋がる手掛りと知り合えたと思った。
最初は本当に、それ以外の感情はなかった。
彼が何を思ってわたしと連絡先を交換しようと言ってくれたのか、お食事に行こうと思ってくれたのか。
彼と知り合って1ヶ月くらいの頃。
何年も行きたかったとある場所に付き合ってくれた。
旅費を全部出してくれるっていうから行った、本当に繋がる踏台としか思ってなかったから。その過程で関係をもった。今までそういう行為をしたことなかったから、初めてだった。
これが所謂パパ活か。と思ったりもした。
でも、彼、すごくすごく優しくて。
「行きたい!」って言ってただけで特別前準備もしてなかったわたしに対して、わたしがゆっくりしてる時間に全部調べてくれる。
こんなに楽しい旅行、したことなかった。
帰る頃には「また彼と来たい」と思ってしまった。趣味とか味覚とか、そういうのがすごく合うから居心地がよかった。
別れ際、彼に「わたしたちの関係ってなんなのかな」って聞いた。
「付き合うかもしれないし、付き合わないかもしれない」って言われた。
それから数ヶ月。
今はLINEがくるのが嬉しくて待ってしまう自分がいる。LINEが来たら会話が続く返事を考えてしまう。
今仕事で地方に住んでるけど、推しに会うために都内に行くたびに彼と会っている。
ドライブに連れてってくれたり、スポーツ観戦したり、映画観たり。学生時代にわたしができなかった、キラキラなデートみたい。
でも、わたしと彼は、年齢が20歳も違う。
彼にとってのわたしって、「若くて性欲処理できる女」でしかないんじゃないのかな?
わたしだってただの踏台だと思ってた。
でも、じゃあ、彼女になりたいのかって言われると、それも分からない。
もうずっと推しに恋してたから、この気持ちが恋なのかすら分からない。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください
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