両親の離婚をきっかけに強い人間であろうと決心した
強い自分は多くの良い関係を私にもたらした
それは私にとってかけがえのないものであると同時に癌にもなった
彼らに本音を吐けない訳ではない
彼らに弱音を吐けないだけ
求められてるのは強い自分だと思ってしまう
私自慢の友人達は弱虫の自分を認めてくれるだろう
でも本当の私ではあの時のように見捨てられてしまうのではないか
期待と恐怖で苦しい
他人の弱さを認めることだけが強い人間だと思っていた
そのうえで自分の弱さを相手に晒すこともできてこそ強い人間だと今になって分かった
友人達は私に相談する
私は誰にも相談できない
相談したくてもできない
十数年にも及んだ弱虫な私の強い私の張りぼてが邪魔をする
三つ子の魂百まで 弱虫は弱虫
それを理解するのに十数年かけた
じゃあこれからどうすればいいのか分からない
涙を流しながら自問自答する日々はもうこりた
かといって友人達に相談する勇気は弱虫な私にはない
前に進むために
助けてほしい